2011年2月2日水曜日

さて、例のIFDAの試作の製作に入っていくことに。

そうそう、沢山きた材料は、なんとか引き取ってもらうことになった。
なんでも僕の頼み方が悪いのだというのが向こうの言い分。困ったものだ。



この巨大な材料をバラしていかなくては。超重い。
でももしかしたら、こんなメープルの80ミリなんて厚板は2度と触れないかもしれない。

これが立方55万ってことは。
丸のこの刃は厚み3ミリ。切るとその厚み分だけ粉になる。
材の幅は300ミリ。

一回切るたびに、のこ目の分の40円分の材料が木くずとなる。割れ入ってるところ40ミリ捨て切りしただけで、500円。

チクショウ、なんて歩留まりが悪い職業なんだと思ってしまったり。
しかもこれ、ろくろで挽くからほとんど粉にしてしまう。高価な粉を買ってそのまま捨てるようなものだ。


でも旭川の家具業界を挙げての一大イベント。ケチに何枚もはぎ合わせるなんてみっともないかなとの業界への思いでがんばってみた。


すごい塊。

でもこの端材で何か作りたいなとワクワクしちゃったり。
厚み生かして彫刻的なものかな?

暇は生活を脅かすけど、楽しみでもあるのはこういうわけで。


ところでIFDAの試作は、2次審査が終わるまでは秘密なのでこれ以降は非公開にします。

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