2011年2月24日木曜日

同窓の仲間たち

昨日、僕らの母校、旭川高等技術専門学院 造形デザイン科の卒業生で当別の 旅する木 須田さんと 新琴似の KANTO 石津さんが 、あと、北海道大学の前田くんが訪ねて来てくれた。

まだ新しかったあの学校も、もう14回目の卒業製作展で、それを一緒に見に行ったのだ。

ちなみに、須田さんが2期生で、僕が4期、石津さんが6期、ファクトリーメイトの原くんが7期。
なんだかんだ、独立して、家具製作に命をかけて精力的に活動しているのはこのメンバーでほとんどだ。

須田さんは、僕が学生の時から交流会で会ったことがあって。とても気さくで愉快な人、なぜかその場の中心にいつもいたような気がする。
そんな須田さんが、旭川の家具メーカーを辞めて札幌の建築会社に転職する送別会のときに、その思想を聞かせてもらって以来、僕が最も尊敬する先輩である。 

石津さんは僕の3つ年上の後輩。彼が学生の時からの仲で、やはり彼は最初から違っていた。
その当時から、独立すると宣言していて、どこで、どんな家具を作りたいかのイメージを持っていた。適度に適当で、根はまじめで熱心、話も愉快でずっと親しくしてもらっている。


もう10年も前の駆け出しで下積みのころから知っている仲間が、みな独立して一つのところに集い、一緒に母校の展示会を見に行くっていうことが、とても感慨深かった。

この業界、苦労多くてなかなか儲からない業種だけど、このメンバーは下を向かない。苦しくても常に前向きで、楽しむことを忘れない。

こんな仲間たちと会うと、心に栄養がつくように感じるものだ。胸の奥が熱く、ヤル気がでる。

僕の母校の卒業式のとき、誰かエライ人の話で、この学校を卒業して得る財産は、この学校で学んだことよりも、志を同じくする沢山の仲間と出会えたことなのだ、とのあの話、まさにその通りだなと思う。


後に続く後輩たちには、楽しく一生懸命、家具作りが面白いことを見失わないように、そして沢山の有益な人との交流をするようにアドバイスしたい。

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