2021年3月10日水曜日

11周年 そしてインスタグラム

独立して11年が経ちました。

僕はもう直接家具を作る事はめっきりなくなってしまったけど、家具作りやものづくり、そして会社作りを楽しんでいる。

楽しさは増すばかり。

仲間が増えれば出来ることも増え、今までできなかったような仕事も受けることが。

もっともっと、仕事を楽しみたい。


インスタグラムをようやく、運用しようかと。

https://www.instagram.com/ryozo_kimura_gauzycalmworks/?hl=ja


facebookの活用は継続しますが、blogでの発信は縮小が続きそうです。 


何と、5年近くもかかったホームページの改修。

スマホ対応と、製作事例の大量投稿を可能にしようと試行錯誤を重ねてきた。

その間、WEB作成ソフトをいくつも試しては断念。

カメラ機材の見直しと撮影についてのトレーニング、画像編集ソフトのトレーニング、WEB作成ソフトの習得、、、。

通常業務をこなしながら、膨大な時間をかけてきたけど。


いよいよ一息ついたので、新しいツールにも手を出していこうというところ。今更だけど。



2021年1月27日水曜日

やってみる

 ものづくりを仕事にしていると、手間や失敗を避けたい気持ちが強くなり、いつの間にか「挑戦」をしない体質になってしまう。

ということで、加熱する薪ストーブを囲うための擁壁を作る。

反対側は数年前にコンクリートブロック積みをしたので、「今回は型枠作って鉄筋コンクリート造にしよう!」って。

みんな、嫌だ嫌だ、大変だ大変だ、と言っていたが、いつの間にか諦めたようで前向きにいろいろ調べてくれて。

鉄骨の組み方、曲げる方法。型枠の作り方、コンクリートの資材の量、配合。

木目の浮き出るコンクリにしたいって閃いて、構造用合板にうづくりもかけて。

ホームセンターで買い物をして。たったこれだけで、700キロ以上のコンクリート資材。


コンクリート打設は、もちろん手捏ね。

ほぼ全員仕事を止めて、皆でコンクリート、泥遊びみたい。

すごい労力、でも。何だかお祭りみたいで、楽しい。


思ったよりも相当に時間と労力がかかったけど。

こういうイレギュラーな事にみんなで楽しみながら取り組める風土の会社がいい。

















2021年1月11日月曜日

2021年 始動

 2021年が始まった。




2020年は、やはりコロナの一年だった。

受注が低調ではあるが、もっと悪い予測もしていた。

しかし、工場長の粟村くんの退職、独立とそれに伴なって工場長の交代。

そして重要な転換点になると思っている原田くんの参加によるインテリデザイン業務の本格始動。

そのような変革の時期だから、少し落ち着いてちょうど良かったのかも。


2021年は、変革の2020の出来事をしっかりと機能させていく。

傳里(でんり)工場長体制を確かなものとしていく。

工場長が生産管理をするのはもちろんだが、取引先や仕入れ先と打ち合わせや納期の調整のほか、見積もりと金額調整、受注の判断まで渉外交渉も担当する。

10数名以下程度の多くの注文家具屋では経営者がその業務を担当する事が多いため、家具屋としての渉外のノウハウを工場で経験を積んだ人間が蓄積できない。

より多くの人と関わって、より多くの判断と決定をしていく事は容易なことではないが、しっかりと支えて行きたい。


そして東京事務所。

独立した粟村 勇太の新会社、株式会社セドに窓口業務を委託。

彼の人柄と実力からすれば遅かれ早かれ軌道に乗せると思うが、できる限りの後押しをしてCEDO → gauzy calm worksというラインを早急に評価してもらいたい。設計事務所案件など面白い製作の受注を続けて、いつか設計者たちの間で、「とりあえずセドの粟村に相談だ」って噂が立てば良い。もちろん、その時に製作を任せてもらえるように甘えることなく確かな製作をしていかねければ。


もう一つ。

インテリアデザイン業務。

内装設計、監理の実務経験を持つ原田くんの加入によって本格的に取り組みを進めていける。

彼がより活躍できる環境を構築して受注を進めていきたいとの矢先に、立て続けにインテリアの相談が。良いタイミング、幸運も持っている。

原田くんの加入後の半年間の仕事ぶり、取り組み方。その姿はものを言わずとも圧倒的な信頼感を出す。

旭川に来て学び、僕と同じ会社に勤めた同門。数年前に旭川を離れるときは痛ましい思いだったが、それで良かったのかもしれない。

原田の今後の飛躍に、gcwも乗せてもらって飛び立ちたい。

まずは今年、いくつかの案件を実現させたい。


他にも。

技能五輪を意識した製品開発を山口くんが進めている。

ちょっと、すごいものになる予感も。発表の舞台やプロモーションを考えることも楽しい。


もちろん日々の製作を支える工場も。

皆の確かな成長を促して、各々のしたいことも後押ししたい。


創業して10年が経ち、さらなる成長の種も仕込んである。

2021年、コロナ不安は尽きないが、大きな年になる予感です。