2012年10月23日火曜日

帰旭しました

旭川に帰った。

本当に忙しかった。
しかし沢山の人に会えた。

スケジュールを合わせて打ち合わせをさせて頂いた皆様、ありがとうございました。
とても暖かく迎えて頂いた。

正直、強い人見知りということもあってとても緊張する。
しかし、最初に顔を合わせた時のお客さんの表情、雰囲気が笑顔で柔らかくて。
暖かく迎え入れてもらえたと感じた時、安心感はなんと表現したらいいのか。

僕のお客さんは、本当にうれしい事に皆さまがそうなのだ。


そしてそのあとの打ち合わせは決まって楽しい。
お話をさせて頂きながらも、ついついご自宅の室内を見渡してしまう。

どうしても高価になってしまう家具を検討してくれる方々だから当然かもしれないけど、インテリアへの関心が高く、キレイな室内であることがほとんど。

これから製作する家具も、丁寧に大切に使ってもらえるなと。いい家にもらわれていくんだなと思える。

工業化の進んだ現代ではなかなか体験できないこと。
作り手と使い手が関係を築いてから、ものを作るということ。
製作に気持ちが入るし、愛着を持って使ってもらえると思う。



工場移転もあって慌ただしいが、通常業務に励もうと思う。






余談。
僕は読書が大好きで。

今回の出張では4冊近くを読破。
普段ゆっくり読書の時間を取れないので、飛行機や電車での時間が楽しみだったりする。

旭川ー東京 間の飛行時間くらいなら一切の休み無く読み続ける。
かつてドイツに視察しに行った時は、10数時間の飛行時間中、食事以外は30分程度の休憩しかせずに読書を。同行者に呆れられた。

読書は、頭を開いて光を射す作業に思えたり。
または心を深く沈めて悩み込ませたり。

心を揺さぶって感受性を磨くことは、ものづくりにも反映されると思っている。

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