2012年2月8日水曜日

実は

タイトルとは関係無しに。

今週の土曜の午後から、先輩の工房で交流会のイベントが。
木工関係者が多数参加予定で、北海道の大御所も参加の予定もあるとか。

同業に限らず、建築関係やデザイナー、学生も、もしよければ参加下さい。

当別の工房、旅する木にて。興味のある方はご一報ください。




さて、実は。
昨年秋口からずっと忙しく張り詰めていたが、一息つけるようになって。
そんな中、確定申告の準備も進め、やはり収益が厳しいことがはっきりとし。

若干気持ちが停滞し、活力が低下していた。
ホームページの更新も滞っているし。


しかし少しずつ、取り戻しつつある。
まだまだ新しいことに挑戦する気持ちは健在だし。



ということで、ずっと待ってもらっていたロッキングチェアの設計、製作に取りかかった。

普通の椅子でも設計は大変なエネルギーが必要だが、ロッキングチェアならば格別だ。
まさに挑戦との意気込みで。



作図。もちろん手描き。
だいたい、サイドシルエットが美しい椅子は座りやすいんだとの信念がある。
お店に並んでいても、まず腰かけてみたいと思われないと売れないということもあるし。


ウィンザーやシェイカーは、僕ももちろん好きだし、まさにロッキングチェアというイメージ。
しかし、これから僕が製作することもないし、ろくろも無い。
北欧的な削り込みの多いものもいいけれど。

僕らしくとすれば、直線的な要素を多様したスッキリとしたものだ。



側面図だけ書いて、後はもう原寸モデルで設計していくことに。



全体的には意図通りにすすんでいる。
卒業制作のイージーチェアの時もそうだったが、肘が難しい。もう吐き気がするほど試行錯誤。

前幕板も気になるが、後で考える。前足も、まだまだ気になるな。

背もどうしようか。
笠木からスポークを立てるか、ラダー状にするか、、、。

座は布張りを落とし込むか、籐か何か張ってクッションを置くか、、、。

材は何にしよかな。軽快な感じがいいかな、白っぽいの。ホワイトアッシュにしてみようかな。


まだまだ考えこんでいかないとな。



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