ようやく、春が近づいて。
一斉に溶けだして、水の音が。
雪の積もった屋根は、表層は雪のままだがそれが断熱材となる。
屋根のそばの下層は建物の熱で溶けて流れるが、軒先で凍って厚い氷、つららとなる。
軒先の氷盤で関止められた水は、屋根の表層、積った雪の下で溜まってプールのように。
雨なら大丈夫でも、これでは漏水しやすい。
これがすがもり。
そしてその氷も、暖かくなってくると次々と落下。
その厚さは10センチを超える。
厳しい冬の残骸が、あちこちに。
さて、この建物の間の日陰にたまった雪と氷、完全に無くなるのはいつになるだろう。
ビニールで耐え忍んだ事務所も、あと一カ月少しか。
さて、苦しくも楽しい設計。
沢山のアイディアを一つに絞り込んでいく。
本当は、全部作りたい、形にしたいのだけど!
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