3月10日、独立して3年が経った。
3年、早かったな。
本当にあっと言う間だったけど、確実に経験を積んだと思う。
多くの方々に励まされ、助けられ、見守られてここまで来れた。
妻の実家に住まわせてもらっていたが、3月にとうとう引っ越しもした。
思えば。
4年前の勤め時代、双子が生まれることになり、妻も仕事を辞めることになったが、何の手当てもつかないために経済破綻。子育ても相当ハードになることが予想されたため、妻の両親に全面的な援助をお願いした。
その半年後、会社を辞めて。
挫折を味わい、もう家具屋に勤めることに嫌気がして。
多くの離職者が思うように、僕も公務員への転職を検討した。
妻の父に、打ち明けた事がある。
公務員家系の義父は、むしろ勧めるかとも思っていたが、ただ、
「面白くないぞ」
と。
独立の方向に進路を向けたのはこの後だ。
下請けを求めず、依頼されて受けることにした事には全力で取り組んで。
金額ではなくて、自分が楽しめるかどうかを大事にしてきた。
広告も打たずに、しかし仕事が絶えることはなく。
独立前も今も、不安はある。
仕事は続くのか、受け入れてもらえるのか。
しかし、不安の正体は結局、自分自身であることを知っている。
飛躍するのは5年が過ぎてから。
もうあと2年しかないと思って、しっかり備えたい。
忙しくなっても、たとえお客さんに遅いと怒られても、自分のモノづくりを確かに。
もうじき、新メンバーも加入する。
僕にとっては、扱う素材が木材に加えて人材という、やりがいのある素材が加わる。
また一年、しっかりと家具作りを続けたい。
楽しむ事を忘れずに、挑戦する姿勢を崩さずに。
よろしくお願いします。
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