アメリカのタイトボンドが素晴らしいとのウワサをよく聞くが。
粘度がとても低くて流れるようだった。
接着層がどう見えるかも気になるし、試験しながら導入を検討してみる。
現在使用しているのは。
フラッシュ用は何でもいいとして。
椅子などの接着はコニシ SH20.
万能で接着力も強く、かなり信用している。採用している会社はとても多いのでは。
ただ、うちで使っているのは、少し粘度の低いSH20Lというもの。
ただ、耐水性だけが強くないのだ。
無垢の天板の矧ぎは、オーシカ PIボンド。光洋産業 KRボンドと性能は同等と思われる。
耐水性が高くて、接着層に弾力があって、無垢の動きについていく。らしい。
だから、テーブルトップには耐水がほしいので、PIボンドで。
ボンドによって耐水性がどう違うかの実験。
色が付いているのが、普段使用のSH。白がPI。
2日間程度乾燥させたので、カチカチ。
水を垂らして1時間くらい放置。
指でそっと撫でてみる。
SHは溶けてさらさらに。
PIはまだしっかりと固い。
全くといっていいほどの違い。
さて、耐水性があるということは。
組み立て中にはみ出したのりが乾いてしまったら、もう洗えないということ。
そしてこの接着剤は2液性。混合後の可使時間は、わずかに数十分。それ以降はガクッと接着力が落ちる。混合もしっかりと計量する必要がある。
無垢は全部KR、もしくはPIという会社。
たとえば椅子組みの時、休憩までの時間は2時間のはず。それまでの間に3回はのりの調合と古いものの廃棄をしなくてはいけないはずだが、どうだろう。
耐水以外は抜群の性能を持つSH20。価格も安い。
フラッシュも全部同じ酢ビといのは論外だが。
適材適所でやっていきたい。
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