無垢材の組み手。
若干変形しているけど、つまりは五枚組み。デザイナーさんの指示。
汎用機を駆使して、隅は手のみで加工。もう最高級の集中力で。
この普通の組み手、理屈は簡単だけど、実はすごい難しい。
どこにも逃げが効かないのだ。
空くのを恐れてきつめにすると、幅方向に楔を打つようなものだから割れが入ってしまう。
もちろん、機械のセットを0,1ミリ間違えたら、その分だけ確実に空く。
また、無垢の材は、板はぎして仕上げたばかりといっても、まず多少は反ったりしている。
そんなことも考慮して加工方法を吟味し、正確に加工する。
コツはといえば、「逃げ」を考えずに真正面から覚悟を決めて、ビッタリに加工すること。
組み立ては大変。二方向から締めないといけないし、組み手の一枚一枚を締めつけたい。
快感。
楽しいな木工、家具製作!
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