THREEの天板の塗装。
今回は色違いで。
この節あり、素晴らしい。
世間一般では嫌うことが多いから、材があまり流通していない。
だからこういう天板のテーブルもあまり世に出ていない。
だけど本当にキレイだ。惚れ惚れ、愛おしい。ずっと撫でていたくなる。
見ていると吸い込まれてしまいそう。
オイルを塗った瞬間の瑞々しさ、まるで材が笑ったようだ。
これだけ個性が強い材だが、やはり素材を生かすオイルフィニッシュだ。
だから狂いやすいだろう。
反るかもしれないし、割れが広がるかもしれない。
だけど、材を切り刻んで鉄の反り止めを入れたくないんだ、という僕の思いにお客さんも賛同してくれて。
無垢材は動き、狂うもの。そして手入れをしながら使っていくもの。
ただそれだけを受け入れて大らかな気持ちで、長く使って欲しい。
これが、この美しい天板を使うことができる資格なのかもしれない。
自然の造形、木材の心地よさを感じながら、自分で手入れして長く使っていく、そんなもののある生活が「豊か」といえるのではないだろうか。
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