夏に開催された「北海道の木の椅子 100人100脚展」のアンケートの集計結果を頂いた。
膨大な回答を集計して頂いた事に感謝である。
そのアンケートの質問 「欲しい作品は」。
その集計を、完全なデータとして提出して頂いたのだ。
全ての作品の得数とコメント、得数の順を1番から100番まで、非常に明快に。
全く。苦しい。正確に残酷に。
全て知ることは、本当に苦しいものだ。
僕はいつだって上位一割を目標にしているけれど。
それでも多くの方に支持して頂いたことに嬉しさも感じているけれど。
12年前、2001年9月。
技能五輪、国際大会。韓国で。
国内の大会での優勝を受けて進出。
日の丸付けて、町長市長から順に最後は総理大臣、皇太子まで表敬訪問を重ねて。
二十歳のころの全てを費やして臨んだ。
もう何人中の何位だったかも覚えていない。一番したから二番目だった。
採点基準、各部門の点数と、それの得点、そして総得点、総合順位が全員分発表される。
優勝者から順番に最後まで、全く明確に並べられるのだ。
競技が終了した瞬間からわかっていたけど。
改めて残酷な結果を突きつけられた時の苦しさは、表現なんてできない。
挫折。
思い出すなぁ。トラウマだ。
本気で取り組むからこそ落ち込むもの。
その結果を逃げずにしっかりと受け止めて、だけども落ち込む自分を許容して。
さあ、また椅子を設計しよう。
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