2012年4月28日土曜日

打ち合わせ

今日もお客さんと打ち合わせ。

僕のお嫁さんの、元の職場の方。
新築のご自宅に招いて頂き、楽しく打ち合わせを。

隣のカフェでランチもご一緒して。


品物を製作することも楽しみだけど、納品でまた伺うことも楽しみで。
夜中までやってツライ時もあるけど、楽しいことばかりのこの仕事。



日本中で、家具屋が身近にいて、気軽に家具のオーダーの相談を出来る人はそんなに多くないはず。
ぜひそんな機会を利用して欲しいと思う。



さて、明日からのGW、赤印だけは休みたいと思う。
年明けから一日休んだのは2日間くらいだけだから、少しゆっくりと、長い時間家族と過ごしたい。

可愛い娘たちの小さな今の時間を共有したい。

2012年4月27日金曜日

丸棒

明日から、GCWの家具を納めさせて頂いた石山工務店(インターデコハウス)のモデルハウスが公開になります。ぜひ脚をお運びください。

詳しくはこちら






丸テーブルの製作中。

天板の板はぎに大苦戦し、いよいよ脚の製作。


だいぶ悩んだが、丸脚を合わせることに。
丸棒は普段は木地屋さんに外注なのだが。

今回は以前からやってみたかった方法で自分で作ってみることに。




角の棒をジグに固定。


そしてルーターで。真っ直ぐに通して、少し回転させて、また真っ直ぐ通す。
何回も何回も、一周するまで。


お疲れさま。


うまくいった。
といっても、ジグの下にゴミが入ってしまうし、なかなかコンマ何ミリって精度が出ない。
ルーターの刃物が当たるのもほんの一点のみだからか、逆目はない。

でも研磨はかなりかかりそう。ということは、仕上がりの精度が安定しないということ。


今回のテーブルでは、脚の太さ自体はそんなに精度がいらないので、このまま実製作にはいる。






今日は双子の男の子のいるお客さんと姿見の打ち合わせを。
双子と聞くと、なぜか非常に親しみを感じてしまう。
その上、一生ものにしたいとの想いでGCWを選んで頂き。

姿見は、オリジナル商品として開発したいと思っていたところだったし、良いものにして喜んでもらいたいと俄然気合いが入る。



2012年4月25日水曜日

接着剤

接着剤を何使ってるかは、家具屋は気になるところ。


アメリカのタイトボンドが素晴らしいとのウワサをよく聞くが。
粘度がとても低くて流れるようだった。

接着層がどう見えるかも気になるし、試験しながら導入を検討してみる。



現在使用しているのは。
フラッシュ用は何でもいいとして。

椅子などの接着はコニシ SH20.
万能で接着力も強く、かなり信用している。採用している会社はとても多いのでは。

ただ、うちで使っているのは、少し粘度の低いSH20Lというもの。
ただ、耐水性だけが強くないのだ。


無垢の天板の矧ぎは、オーシカ PIボンド。光洋産業 KRボンドと性能は同等と思われる。
耐水性が高くて、接着層に弾力があって、無垢の動きについていく。らしい。
だから、テーブルトップには耐水がほしいので、PIボンドで。



ボンドによって耐水性がどう違うかの実験。


色が付いているのが、普段使用のSH。白がPI。
2日間程度乾燥させたので、カチカチ。


水を垂らして1時間くらい放置。


指でそっと撫でてみる。



SHは溶けてさらさらに。
PIはまだしっかりと固い。

全くといっていいほどの違い。



さて、耐水性があるということは。
組み立て中にはみ出したのりが乾いてしまったら、もう洗えないということ。
そしてこの接着剤は2液性。混合後の可使時間は、わずかに数十分。それ以降はガクッと接着力が落ちる。混合もしっかりと計量する必要がある。

無垢は全部KR、もしくはPIという会社。
たとえば椅子組みの時、休憩までの時間は2時間のはず。それまでの間に3回はのりの調合と古いものの廃棄をしなくてはいけないはずだが、どうだろう。

耐水以外は抜群の性能を持つSH20。価格も安い。


フラッシュも全部同じ酢ビといのは論外だが。
適材適所でやっていきたい。

2012年4月23日月曜日

北見 納品




北見へ納品に行った。

ダイニングセットと、センターテーブル。
ダイニングテーブルは小振りの1100サイズなので、幕板は三角形に出来ずに2本を通した。

センターテーブルは、天板にわずかに曲線を取り入れてみた。


自分で作ったものとはいえ、やっぱりいいな。

床のフローリングも、北海道産のナラの無垢クリア。節あり。
他の家具も無垢のものばかりで。
ストーブは薪ストーブ。

クライアントご夫妻も、やはり柔らかくて優しい雰囲気。



とても気持ち良く仕事をさせて頂きました。
ありがとうございました。


そしてソファもオーダーして頂き。

僕自身、以前製作したソファも気に入っていて、他にご検討して頂いているお客様もいるのだが。
それとは別に、木製フレームのソファも製作してみたいと思っていたところ、ちょうどそのようなイメージということで、僕のオリジナルの開発と合わせてやらせて頂くことに。

なので、5月中を目標に、ソファの試作を2本やる予定。

とても楽しみだ。
情熱を注いで、自分もお客さんも満足してもらえるようなものを作り上げたい。

2012年4月19日木曜日

人生の節目

ソファの横に置く、引き出し付きのちいさなテーブルの製作。


天板はこれから加工。
脚は25角、細すぎるか少し心配したけど、問題なさそう。
下の棚はあえて少し上にあげて。足元を多く取ってスッキリ見せたくて。


小さいテーブルも大きいテーブルも、製作時間はあまり変わらないもの。
少し割高に感じてしまうかも知れませんがご了承ください。




さて、いつの間にか過ぎてしまったけど、人生の転機となった日がふたつ。


13歳の時、父が死んだ、たしか3月23日。

13年前、旭川に渡って家具屋人生が始まったたしか4月12日。




父の死は、僕らの価値観を完全に崩壊させた。

学歴や、「立派な職業」につくことよりも、自分が好きなことをしていきいき生きる事が家族と自分を幸せにすると思った。
ものづくりを職業にしようと決めたきっかけであり、家具屋としての僕の人生は彼の死と引き換えたとも言える。
しかしその後、家族も崩壊を経験することになる。


渡旭によって、僕の人生は再スタートした。
青春を謳歌しようとばかり思っていたし、木工だけで人生を勝負することに不安もあった。

しかし自分とは無関係と思っていたデザインということを木工と合わせて考えた時、ずっと暗闇の中にいた僕の前に、まさに光が射して進むべき道が照らされているような感動を覚えた。



悲しかったことも苦しかったことも、楽しかったことも、全部が絶妙なバランスで僕を支えている。

そして幸運にも、簡単には上手くいかない状況が僕をゆっくりと確実に強く成長させてくれる。


道に迷わないためにも、時には自分の背景を思い出すのもいいと思う。

2012年4月16日月曜日

組み手

組み手を仕上げて。



完璧な仕口加工。
プロだから出来て当たり前とも言えるけど、じゃあやってみるという家具屋は多くないと思う。

もう少し早く作れるようになりたいけど、お客さんにはあまり関係ない話。


いいものを作れたと思う。

2012年4月15日日曜日

簡単って、難しい

無垢材の組み手。


若干変形しているけど、つまりは五枚組み。デザイナーさんの指示。
汎用機を駆使して、隅は手のみで加工。もう最高級の集中力で。

この普通の組み手、理屈は簡単だけど、実はすごい難しい。
どこにも逃げが効かないのだ。
空くのを恐れてきつめにすると、幅方向に楔を打つようなものだから割れが入ってしまう。
もちろん、機械のセットを0,1ミリ間違えたら、その分だけ確実に空く。

また、無垢の材は、板はぎして仕上げたばかりといっても、まず多少は反ったりしている。
そんなことも考慮して加工方法を吟味し、正確に加工する。


コツはといえば、「逃げ」を考えずに真正面から覚悟を決めて、ビッタリに加工すること。




組み立ては大変。二方向から締めないといけないし、組み手の一枚一枚を締めつけたい。




快感。

楽しいな木工、家具製作!