TVボード組み立て。
仕上げにしっかり時間を割いて。
まずは側と棚の組み込み。留めの仕口を、木口に垂直にしなかったのはこうやって分割して組めるようにするため。
そして全体の組み込み。
無垢材はかなりしっかり圧締しないと。
接着剤ははみ出すくらい。始末が面倒だけど、しっかりのりをつけて。
ところで、読書が好きで、2カ月に一つくらいは時間を作って小説を読む。
今回は、船戸与一の「蝦夷地別件」。
すごい小説だった。最近読んだものたちと別格。
まだ咀嚼しきれていないけど。衝撃。圧倒された。寝込んでしまいそうだ。
頭の中が揺さぶられている。
作者には思わず畏怖してしまう。
面白いとか、そんな生易しいものではなかった。
何かお勧めの本があったら教えてください。
2012年1月31日火曜日
2012年1月30日月曜日
無垢材加工中
板はぎしていたTVボードの加工。
側と天板は大留め。
仕口。45度にカットした切断面に垂直に仕口を作ると、全てを一気に組みこまないと組めない。
たぶん、上手くいかない。そこで、材の稜線にそって仕口を入れる。
斜めにカットしてからだと刃物が逃げるから、まずまっすぐにカット。
そして仕口加工。ダボ。
先に面取り。大きくて重い部材のときは、人が動いた方がよい。
ハンドルーターで。
いよいよ大留めにカット。
この角度は重要。試し材をぐるっと切って枠にする。
こうやって見ると、どこか一か所に誤差が集まるから精度が増す。
鋸の角度を調整してはまた切って確認。
材の先を基準にして留めのカット。
カットしたら、天板の裏の、側と側の間に合わせて棚板を切る。
家具作りの考え方の一つは、図面の寸法、数字で作っていくというよりは、実際の材にあてたり、基準面からの入りなどに合わせて製作していく。
加工を進めて。
全ての穴は鉛筆で墨付けして、手で開けていく。
木の肌触り、臭い、心地良い。
側と天板は大留め。
仕口。45度にカットした切断面に垂直に仕口を作ると、全てを一気に組みこまないと組めない。
たぶん、上手くいかない。そこで、材の稜線にそって仕口を入れる。
斜めにカットしてからだと刃物が逃げるから、まずまっすぐにカット。
そして仕口加工。ダボ。
先に面取り。大きくて重い部材のときは、人が動いた方がよい。
ハンドルーターで。
いよいよ大留めにカット。
この角度は重要。試し材をぐるっと切って枠にする。
こうやって見ると、どこか一か所に誤差が集まるから精度が増す。
鋸の角度を調整してはまた切って確認。
材の先を基準にして留めのカット。
カットしたら、天板の裏の、側と側の間に合わせて棚板を切る。
家具作りの考え方の一つは、図面の寸法、数字で作っていくというよりは、実際の材にあてたり、基準面からの入りなどに合わせて製作していく。
加工を進めて。
全ての穴は鉛筆で墨付けして、手で開けていく。
木の肌触り、臭い、心地良い。
2012年1月28日土曜日
同級生
同級生が来旭した。社員旅行が旭川へスキー旅行なのだそうだが、彼女はスキーをしないということで、この機会に家具センターと工場を案内した。
彼女とは小、中、高と一緒で、高校では部活も一緒だった。
だけどそんなに話をしたりと親しくしていたわけではないのは、ただ僕が幼くて異性との接し方が分からなかっただけだろう。
移動の道中、沢山の懐かしい名前が出てきて激しく郷愁にかられる。
もう10数年も会っていない友人たちに、今なら家具職人として誇りをもって会える。
そしてできることなら彼らのために家具を作りたいと思った。
幼馴染が家具職人なんて、ある意味特権だ。
茅ケ崎で、凱旋展示会を開きたい。
彼女とは小、中、高と一緒で、高校では部活も一緒だった。
だけどそんなに話をしたりと親しくしていたわけではないのは、ただ僕が幼くて異性との接し方が分からなかっただけだろう。
移動の道中、沢山の懐かしい名前が出てきて激しく郷愁にかられる。
もう10数年も会っていない友人たちに、今なら家具職人として誇りをもって会える。
そしてできることなら彼らのために家具を作りたいと思った。
幼馴染が家具職人なんて、ある意味特権だ。
茅ケ崎で、凱旋展示会を開きたい。
2012年1月27日金曜日
木取り
静岡にゆくTVボードの木取り。
すごい板。素晴らしいものを入れてもらった。
厚みもあるから重い重い。
これから、板を見ながら材を切り出していく。無駄のないように、美しく仕上がるように。
そして板はぎ。
ここまでが今回の作業の一番重要なところ。
どんなに上手く丁寧に作っても、材以上にはならないから。
重たいし扱うの大変だけど、やっぱり無垢材は楽しいな。
すごい板。素晴らしいものを入れてもらった。
厚みもあるから重い重い。
これから、板を見ながら材を切り出していく。無駄のないように、美しく仕上がるように。
そして板はぎ。
ここまでが今回の作業の一番重要なところ。
どんなに上手く丁寧に作っても、材以上にはならないから。
重たいし扱うの大変だけど、やっぱり無垢材は楽しいな。
2012年1月26日木曜日
2012年1月25日水曜日
建築家住宅に
少し前だけど。
静岡に発送させて頂いたお宅は、建築家による設計の住宅。
その建築士事務所のブログ。
http://atlkashi.exblog.jp/17337828/#17337828_1
静岡まで嫁いで行った僕の家具達が。
こんな素敵な住宅だなんて、なんてシアワセ。
家具も嬉しそうだが、僕自身もとても嬉しい。
なんとこのお客さんは、家具を探しにはるばる旭川まで来てくれたのだ。
そして家具センターに行き、沢山の家具の中から、搬入用エレベーターそばの隅に隠れているGAUZY CALM WORKSの家具を選んでくれた。
そして、せっかくだからと夜になってしまったにも関わらず、お会いすることができて。
実は僕もその日、実家の茅ケ崎から帰ったばかりで。飛行機で切った携帯の電源を入れたら、家具センターから沢山の不在着信があり。
その日はとても寒いだったのに、作り手に会ってみたいとおっしゃっていたとの連絡。
僕も、できる限りお客さんに会ってから製作したい。
最近はよく、生産者の情報を公開し、消費者に安心してもらう取り組みが多いが。
しかし、作り手にとっても、お客さんに会うと安心するし、製作により気持ちが入るもの。
こんな素敵な感性を持った方に選んでもらった事は、とても光栄だ。
そして追加で、TVボードの発注も頂いた。
本当にありがとうございます。
ところで不思議なこと。
前回ダイニングセットを納めた新築のお客さんも、今回のお客さんも、自宅の電気工事をご自分でしたそうだ。
2件続けてなんて、そんなこともあるんだなと思ってしまった。
静岡に発送させて頂いたお宅は、建築家による設計の住宅。
その建築士事務所のブログ。
http://atlkashi.exblog.jp/17337828/#17337828_1
こんな素敵な住宅だなんて、なんてシアワセ。
家具も嬉しそうだが、僕自身もとても嬉しい。
なんとこのお客さんは、家具を探しにはるばる旭川まで来てくれたのだ。
そして家具センターに行き、沢山の家具の中から、搬入用エレベーターそばの隅に隠れているGAUZY CALM WORKSの家具を選んでくれた。
そして、せっかくだからと夜になってしまったにも関わらず、お会いすることができて。
実は僕もその日、実家の茅ケ崎から帰ったばかりで。飛行機で切った携帯の電源を入れたら、家具センターから沢山の不在着信があり。
その日はとても寒いだったのに、作り手に会ってみたいとおっしゃっていたとの連絡。
僕も、できる限りお客さんに会ってから製作したい。
最近はよく、生産者の情報を公開し、消費者に安心してもらう取り組みが多いが。
しかし、作り手にとっても、お客さんに会うと安心するし、製作により気持ちが入るもの。
こんな素敵な感性を持った方に選んでもらった事は、とても光栄だ。
そして追加で、TVボードの発注も頂いた。
本当にありがとうございます。
ところで不思議なこと。
前回ダイニングセットを納めた新築のお客さんも、今回のお客さんも、自宅の電気工事をご自分でしたそうだ。
2件続けてなんて、そんなこともあるんだなと思ってしまった。
2012年1月20日金曜日
木材って
HOMESさんのベッド。
今回は全部ウォールナット。
手押し鉋盤だけでもこの屑。
さて、もう少し計算。
サイドレールは2000×120×27。
使った製材は、たぶん2400×150×34くらい。
なんと歩留まり53パーセント。
半分近くが木取りで消失するのだ。
よく、端材利用なんて言うけど、300以下のものはほとんど使わない。
機械を通すのにも長さが無いと危険なのだ。
そもそもとても高級な木材。木材は、体積で金額を計算するのだが。
今回のサイドレール一本の場合。厚みの他にも、もちろん削りしろと切りしろ分として幅も長さも仕上がりよりも長くして買っている。
さて、計算。
買った木材を使う寸法に削り込むと、サイドレール一本で1200円分以上も粉にしなくてはいけないのだ。
高価になるのは当然だ。
ちなみに、たとえば椅子などは、加工中に欠損してしまうことが多い。
天然木という事は、繊維が通っていてそれは均一ではない。だからどうしても、材によって繊維で剥離して飛んでしまったり、大きな逆目がでたり。思わぬ節が出てきたり。
旭川最大手の工場のハイテク機械でさえ、ものによっては3パーセント程度欠損するのだそう。つまりそれは、100脚生産するためには、103脚分以上をラインに流さなくてはいけないということ。
木工業界の不効率は、もはや宿命なのだ。
そして木材で作るものが高価になってしまうのも、ある程度は仕方がないことなのだ。
だから、そうやってモノを作るからには、すぐに壊れないように、長く使えるように作らないといけない。長くこの世に存在するのだから、美しい形状でなくてはいけない。
そして、使い捨てないように、長く使うように大切に使用しなくてはいけない。
理解し合って良いものを作り続けよう。
今回は全部ウォールナット。
今回もカットで材を購入。
少し製材の事。
たとえば、ベッドのサイドレール。長さが2メートルもある。
製材は一般的に、厚みが決まっている。今回は34ミリを使うのだけど、34っていうのは、丸太を挽いた時の寸法。乾燥をかけて収縮しているし、乾燥の際の狂いで反ったりしている。
それを鉋盤で削って平らにするのだが、だいたい27ミリに仕上げるのがいいところ。
つまり、7ミリは粉にするってこと。厚みを決めるだけで、実に20パーセントも削らなくてはいけないのだ。
さて、もう少し計算。
サイドレールは2000×120×27。
使った製材は、たぶん2400×150×34くらい。
なんと歩留まり53パーセント。
半分近くが木取りで消失するのだ。
よく、端材利用なんて言うけど、300以下のものはほとんど使わない。
機械を通すのにも長さが無いと危険なのだ。
そもそもとても高級な木材。木材は、体積で金額を計算するのだが。
今回のサイドレール一本の場合。厚みの他にも、もちろん削りしろと切りしろ分として幅も長さも仕上がりよりも長くして買っている。
さて、計算。
買った木材を使う寸法に削り込むと、サイドレール一本で1200円分以上も粉にしなくてはいけないのだ。
高価になるのは当然だ。
ちなみに、たとえば椅子などは、加工中に欠損してしまうことが多い。
天然木という事は、繊維が通っていてそれは均一ではない。だからどうしても、材によって繊維で剥離して飛んでしまったり、大きな逆目がでたり。思わぬ節が出てきたり。
旭川最大手の工場のハイテク機械でさえ、ものによっては3パーセント程度欠損するのだそう。つまりそれは、100脚生産するためには、103脚分以上をラインに流さなくてはいけないということ。
木工業界の不効率は、もはや宿命なのだ。
そして木材で作るものが高価になってしまうのも、ある程度は仕方がないことなのだ。
だから、そうやってモノを作るからには、すぐに壊れないように、長く使えるように作らないといけない。長くこの世に存在するのだから、美しい形状でなくてはいけない。
そして、使い捨てないように、長く使うように大切に使用しなくてはいけない。
理解し合って良いものを作り続けよう。
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