2011年6月2日木曜日

子どもを病院へ

順番に水ぼうそうになったうちの娘たち。

治るまで保育園には登園禁止。妻もそんなに仕事を休めないしね。
今日は僕が、病院に連れていった。

チャイルドシートは僕の車には付かないから、歩きで。
この子と二人で歩いて出かけるなんて初めてかな。

天気もいいから、帰りに近所の公園へ。

旭川は公園が多くていいよね。チビもニコニコ、シアワセ気分。


お昼前から工場に。

こういう生き方、働き方、いいな。
やる時は寝ないででもやるけど、家族のためにちょっと休める。


この前、仲間が言っていた。
保育園の送り迎えで、就業時間外のミーティング等に参加できなくて会社ともめたって。

会社側の気持ちもわかるけど。
どうしてもと言うなら、奥さんが働かないでいいくらいの給料を支払うしかないでしょう。

本当に難しい問題に思うけど、みんなで理解しあっていくことが大事だと思う。
働く人が安心して働ける環境を作っていくことが、収益を上げることにつながっていくと思う。

そんな会社を、いつか作りたいな。

2011年6月1日水曜日

国際家具デザインコンペ



3年に一度の、旭川家具業界の大きなイベントが開催されます。くわしくはこちら

今回は世界36カ国・地域から899点の応募があったらしい。一次審査では、図面やCGによる応募で、30数点が入選候補に選ばれる。
本審査では、実物による審査。デザイナーが具現化できない場合、旭川のメーカーが製作する。今回は10数点の依頼があったそうだ。

旭川家具組合加盟の有力メーカーを中心に自主的に試作を担当するのだが、GAUZY CALM WORKSも試作を担当した。
ちなみに、非組合企業で、個人レベルの工房では僕だけだ。弱小だが自分も旭川家具の一翼だという自負と、この業界を挙げてのイベントに少しでも関わりたいとの思い、それともちろん、先進的なデザインに直接触れて、新しい木材加工に挑戦したいとの気概からだ。


僕が製作したものはこれ。
デザイナーは、ハンガリーのLaszlo Tompaさん。
残念ながら上位3賞は逃したが、見事入選を果たした。
超装飾的なボックス。


旭川のほかのメーカーが製作したものも素晴らしく、大変な努力によって具現化したのだろうと思うと感動すら覚える。旭川家具を誇りに思う。

展示会にはぜひ足を運んでください。

2011年5月30日月曜日

やっぱりカッコいい

昨日の椅子、座も組み込んで仕上げた。

やっぱりカッコいい、惚れ惚れする。

デザイナーはmonokraftの清水さん。人柄も素晴らしく、アコガれる。


なんだかとてもうれしくて、単発で一脚だけの椅子の製作は採算面で非常に厳しいのだが(たぶん工房レベルではどこも受けないと思う)、製作させてもらうことにした。しかも納品先が、故郷茅ケ崎ということで俄然ヤル気が出たのだ。




サイドシルエットも美しい。
平面を立ち上げて、立体を想像するというデザインプロセスは僕も共感する。

シルエットは簡素で、シンプルな直線で構成されているが、造形は非常に複雑。
この背脚と背、肘のジョイントは製作は至難だ。フレームは細いし、角度は一方向だけではないし。仕口加工はギリギリを攻めていく感じ。キンキンに気持ちが集中していく。


内側から見たところ。我ながらシビれる。



この前足と肘の造形も、一筋縄ではいかない。
それぞれの元から、肘の先に向かって角の面取りが大きくなっていく。つまり、全体のシャープ感を保つために面取りは小さめなのだが、座ってさわる肘の先は手にやさしいようにしているのだ。
設計者の、使用者への思いやりが感じられる。

しかし話は簡単だが、製作サイドは大変だ。
機械加工では、決まった径の刃物が移動して切削する、つまり、真っ直ぐに同じアールしか取れないのだ。徐々に径を大きくするためには、機械加工ができない。

ということは、手加工しかない。
面の大きさの墨をして小鉋で削り、サンドペーパーで均す。



座は薄い引き板を3枚で。板がしなって柔らかい。
実はこの座も、いろいろ仕込みがあってすぐには終わらない。丸一日くらいは時間を要する。




昨日は仲間が4組くらい工場に来たが、椅子、しかも特注で椅子をやっている人はいない。
椅子作りは本当に苦労が多いし、身入りが少ないから、この楽しさを味わっているのは産地旭川といえども多くはない。
だから、こうやって椅子の依頼を受けること、しかも優れたデザイナーの図面に向き合って製作させてもらえること自体、大変に幸せなことだと思う。


終わり!

日曜日、午前0時40分、なんとか作業終了。


今月中に出荷するためには、なんとしても今日までに一回目のオイルを塗らなくてはいけなかった。


しかし難しい椅子だった。
だけどやっぱりカッコイイよね。さすがデザイナー、作ってて面白い。

2011年5月27日金曜日

突然、めずらしい人が工場に来てくれた。

以前、ホンダのHR-Vに乗っていたのだが、その車の購入からメンテナンスまで世話してくれた営業マン。独立で荷物を運ぶために、ハイエースに変えてからはそれっきりだったのだが。

それが、家を新築するため、家具一式を相談にと言ってくれたのだ。

タイヤ交換や点検で店で待っている時は、いつも本を持って来て勉強していて、本当に家具や仕事が好きなんだなと感心していたのだとか。だから、いつか家具を検討する時がきたら、まずは僕に相談しようと決めていたらしい。


もう、いろいろなことがとてもうれしくて。

僕は関係する雑誌を中心に、本はできるだけ買ってきた。
以前勤めていた時は、ベテランや後輩たちにも読めるように、また話のタネにでもなって、ゆくゆくの商品開発、ブランディングにつなげようと会社に持ち込んだりもしていた。退社のときには段ボール10箱分くらいにはなっていたと思うが、本ばかり読んでいてもとほとんど評価されていなかったように思う。


それなのに、全然関係ないところで見ていてくれている人がいて、何年もしてから声をかけてくれる。他にも家具屋の取引先がいるはずなのに、僕に。


家も進行中で、まだ正式に発注してもらったわけではないが、もしもまかせてもらえたら、精一杯の仕事をして応えたいと意気込んでいる。

2011年5月26日木曜日

帰旭して

少し長めの出張から戻って2日目。

昨日は双子が、水ぼうそうと発熱で自宅待機、妻は仕事が休めないとのことで、半日は子守。
今月中の仕事がチラチラ頭をよぎるけど、こんな機会が子どもと一緒の時間を作ってくれる。
しばらく留守にした後だし、子どもがかわいくて。


さて、出張のついでに、親戚のいる足利にも滞在した。
祖母から祖先のことなどの話を聞いたり。

なんと、製造業を営んでいた人ばかりのようで、勇気づけられる。
僕は、本当にものづくりの家系なのだ。生まれながらにものづくりに向いていて、木工という天職を得たのだと思う。





これは実家近辺。時間があったので散歩した道。
高校生まで犬の散歩でよく歩いた辺りだ。
木や自然が好きになるのは当然だな。





さて一気に現実に戻って今日の作業の一こま。
椅子の部材の加工中。
一脚だけということもあり、ジグなんか作っていられない。

素手で押さえて、すぐそばを丸のこが通過する。触れれば一瞬で血まみれ。緊張。

これは、写真ではわからないけど、椅子の後ろ脚で複雑な形状。微妙な押さえ加減が必要で、安全なジグを作るのにもかなりな時間を要するのだ。
今後も継続して製作するのならばしっかりとジグも作るのだが、今回一回きりの仕事とあってはそうはいかない。その分の時間と材料を見積もりに転嫁できないからだ。

なんとかしないとなぁ。

2011年5月20日金曜日

集荷待ち

忙しかった物件ものもとうとう終わった。
いよいよトラックに積み込み。


ほぼ二人で2週間ちょっと。厳しかったけどもできるもんだ。


僕は今日の夜の便で故郷の茅ケ崎に出張。残念ながら現場取り付けには参戦できず。


今月はあと、かなり難しい椅子1脚の製作が絶対案件だ。