ものづくりを仕事にしていると、手間や失敗を避けたい気持ちが強くなり、いつの間にか「挑戦」をしない体質になってしまう。
ということで、加熱する薪ストーブを囲うための擁壁を作る。
反対側は数年前にコンクリートブロック積みをしたので、「今回は型枠作って鉄筋コンクリート造にしよう!」って。
みんな、嫌だ嫌だ、大変だ大変だ、と言っていたが、いつの間にか諦めたようで前向きにいろいろ調べてくれて。
鉄骨の組み方、曲げる方法。型枠の作り方、コンクリートの資材の量、配合。
木目の浮き出るコンクリにしたいって閃いて、構造用合板にうづくりもかけて。
ホームセンターで買い物をして。たったこれだけで、700キロ以上のコンクリート資材。
コンクリート打設は、もちろん手捏ね。
ほぼ全員仕事を止めて、皆でコンクリート、泥遊びみたい。
すごい労力、でも。何だかお祭りみたいで、楽しい。
思ったよりも相当に時間と労力がかかったけど。
こういうイレギュラーな事にみんなで楽しみながら取り組める風土の会社がいい。
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