2015年3月28日土曜日

工場作り

工場も、作っていかなくては。

工場を移してもう2年以上、ずっと気になりながら、なかなか出来ずにいたけど。
とうとう大規模な造作を。


今年は旭川で開催する展示会も61年目。
「ASAHIKAWA DESIGN WEEK」と名を改めて旭川家具を発表する舞台に。

gauzy calm worksもこの機会に事務所と工場の整備をしようと、大きな覚悟を。


ほとんど活用されていなかった二階を徹底的に片付けて、二階でも作業が出来る様に。
そのためには一階も片付けて、新たにおおきな収納を設えて。







そして一階の天井というか、二階の床を切り抜いてちゃんと階段を造作する。
昨年事務所の窓を抜いてもらった鉄工屋さんに、今度もお願いして。

一見ガラのわるいじいだけど、話すとニコニコ丁寧に対応してくれる。
床を切って、階段の側を作ってもらい、踏み板は我々で。

二階の事務所の外も、照明をちゃんとして明るく作業できるように。
またまた昨年の事務所と同じ電気屋さんに依頼して。

そしていつも怒られるし、とうとう看板というかサインを外壁の南北二面に。


その前に雨が染みてくる工場のコンクリートブロックを防水処理したいので、せめて塗料だけでも大家さんに負担してもらおうと交渉を。


それから工場二階を通路や作業ごとに区画して。


新作の設計、製作もしなくては。
しかしそれだけでは収入が無くなるので、通常の仕事も沢山やらなくては。


やる事、やりたい事だらけ。






2015年3月27日金曜日

製作中

忙しく、製作を。

新メンバーの粟村くんも、頼もしく。







そういえば、独立後初めての規模の数ものも。
ロッカー29台。
勤め時代は何ともない数も、一人二人になるとなかなか出来ずにいたけど。

 特になんて事も無く、極めて順調に。

今回仕事を依頼して頂いたのは、同業の大先輩。
学生時代、すごい人だなおっかないなと思っていたけど。
まさか仕事で一緒になんて。

歳を聞いて逆算すれば、あの頃は今の僕と大して変わらない年齢。










そして勤め時代の親方にも助けてもらって。
3月いっぱいで農家さんの仕事があるとかって。

それにしても、根が働き者。
自分のペースでやってねとお願いしているけど、工場を走っている。










数ものもやれば、継続して依頼を頂いている大事な店舗什器も。

そして、大変労力の多い無垢もつかう個人邸は、一品ものの特注。



2015年3月21日土曜日

家具職人 募集

gauzy calm worksは共に家具製作をする仲間を募集致します。

ご希望の方はご連絡下さい。


2015年3月20日金曜日

東京、神奈川など首都圏の家具製作のご相談

4月8日から10日まで上京致します。
家具製作をご検討の方は、ご都合が合えば打ち合わせに伺いますのでお気軽にご連絡下さい。


2015年3月18日水曜日

3月10日

随分と遅くなりましたが、3月10日で創業5年になりました。
沢山の方々に支えられて、信頼して頂いて、製作を任せて頂いて、なんとかここまで。


とにかく忙しく、全力で突っ走った一年、大きな成長を感じる。
自分も、工場も。
大きな経験と、これだけの量をやれるんだという自信と。

もともとが少なかったからだけど、売り上げの伸長率でみると自分でも驚く程で。
創業以来ずっと忙しくしてきたけれど、この一年も忙しかった訳だ。


とはいえ、いよいよ、飛躍となるだろう6年目に。

トレーニングと助走と決めていた5年を経て。
実務の経験の蓄積と、自分自信の重ねた年齢と。30代半ば。
高卒以来家具一筋、16年。

信頼出来る仲間たちを得て、気合い充分、わずか12ヶ月365日しかない6年目を大事に、大きく歩を進めたい。
コツコツと仕事と信用を積み重ねる事が最大の近道という事を知っているから。

自分でも楽しみなこの一年、皆さまどうぞよろしくお願いします。


2015年3月3日火曜日

重厚

仕事が厚く重なる様になってきて。




自分たちで丁寧にデザインして何度も修正しながら育てている自社製品は、出来る限り自分たちで使う人に届けたくて、作る喜びだけではなくて、届ける喜びも受け取りたい。

また、その方がものづくりを健全に保てる。

いわゆる家具メーカーのように、製作と販売が完全に分離して、作り手は「トラックに製品を積み込んだら仕事が終わり」、ではどうしてもものづくりが荒れがちだ。

ところが作り手である自分たちで家具を直接ユーザーに届けよう、売ろうって事は、結局沢山を売る事は出来ないという事。
販売店を自前で持つ必要がある。

インターネットの活用をよく言われるが、もちろん広報として重要ととらえているけど、ネット上で簡単に売れてもなと思ってしまう。
なにより、自然素材を使って生身の人間が生々しく作っているものは、しっかりと面と向かって販売したい。

工場とお店をもち、安定的に運営していくには、組織化する必要がある。
納期も、工業製品として少しでも短くしたい。

将来の発展のためには、今苦しくても少し大きめの工場を構えている事が必要だ。
そして一緒に製作する仲間を増やしていかなくてはいけない。

そして現在、負担の重い工場に人を増やして運営しているが、直販の仕事はそんなにダイナミックに伸びたりはしない。

必然的に、生き残って行くために定期的に仕事を受注しなくてはいけない。
それが、業者さんに製作を依頼してもらうということだ。

オーダーして頂いた個人のお客さまは当然とても大事である。
そもそもそのような仕事をしたいのだから。

だが、年間を通して仕事を任せて頂ける取引先も、本当に大事なのである。
継続的に仕事をさせて頂く事によって報酬を頂き、それを資金に事業を継続し、個人のお客さまにも家具を届ける事が出来るのだから。

また、作り手として、プロからの依頼に応えて行く事はスキルの向上につながる。
そして個人のお客さんの所まで納品に行っている経験から、最後の詰めまで気を抜かずに製作している。仕事を依頼して頂ける業者の方々にも安心してもらえるはずだ。

そしてプロの図面を頂いて製作を継続している経験は、今度は個人のお客さまへの提案を広げることにつながり、より喜んで頂ける事に繋がる。



という事で、昨年からまずは工場の生産力を伸ばそうと努力していて。
そして仕事の幅を広げて資金的な余裕をつくり、販売へ向けての投資にまわすのだ。

業者に向けての営業を強化して、だんだん仕事の依頼がつながりを見せていたが、その厚みがどんどん増して来ている。



工場をいくつもの案件が重なり合って流れて行く。
小さな会社とはいえ、何点もの図面を頭に入れて若手やパートさんに指示を出し、ズバズバと木取りをしていく工場長の原は、やはり普通の職人ではないだろう。

ショッピンモールの追加製作、キッチンメーカーからの特注、継続して製作している有名外車のディーラーの什器、そして老健施設の30台のロッカーに個人邸TVボードが2種、大きなレリーフと相当な量の仕事が流れている。

あらゆる人脈に救援をお願いしていて、勤め時代の大先輩には昨年秋からずっと来てもらっているし、パートの女性もものづくりの感の良い人で。
他にもスポットでお願いして、とうとうお昼ご飯は事務所に7名も。

納期どうしても間に合わない、って不安になったり、思ったよりもはかどってみたり。