遅くなってしまったけど、今年のカードを制作してもらった。
さて、宛名とメッセージを手書きしないとね。
実は手紙が好き。でもあまり遅くならないうちに出さないとね。
ところで今日。
お昼にラーメン食べに行って、途中の煙突やってくれた鉄工屋さんの前通ってやってるかなって眺めたら、確実に全体が焦げていて。シャッターとか焼け焦げて無くなってて、板でふさいでるし。どう見ても火事。
ラーメン食べながら、
鉄工屋に燃えるモノなんて無いよな、てことは溶接のガスに引火?爆発?おっさん死んだんじゃないのか、大丈夫か?
って心配になって。
ネットで調べたら、1月7日に出火の情報はあるけど、、、。
夕方事務所で作業してたら、ガチャってクマみたいのが入って来て。
ああ、鉄工屋さん。
呑気に 「この前の作業の時に忘れものしたべ?」って。
とっさにしばらくうろたえながら
「あの、大丈夫なんすか?」
「ああ、見ちまったか?」
「うん、ちょうど昼に。丸焦げで、こりゃマズイなって」
「ああ、だめよ全部だめ、丸焼けよ!機械も大体だめだべな。消火器まいたら炎上がって顔やけどしてびっしり水ぶくれよ。やっと腫れも引いたわ」
って力強く。
思わず爆笑。いつも酒飲んでるような赤ら顔だからあまり気にならないし。
「保険は?」
「建物は大丈夫だけど、中の機械はちょっとしかかけてないからよ、全く足りないわ!」
「もう止めちまおうとも思ったけどよ、お客さんはいて困らせちまうし、あちこち仲間から機械ももらえそうだからまたやるわ。とりあえず場所ももう確保したんだわ。」
って。このタフな人柄が好きで、煙突の納期の大幅遅延にも憎めなかったんだ。
「いやー、溶接のガスにでも引火して、おじさん死んだんじゃないかって思ったんすよ」
「これだもん、お前ら二人、煙突代払わないで済むって喜んでたんだべ?!」
「ちょっとだけ!」
自営業者が、自分の工場と機械が燃えるなんてまさに痛恨の極みだ。
しかし、わずか数日後には再起にむけて力漲るようで悲壮感は全くない。
心境を推し量れば涙が出そうなくらいだが、彼は力強く、62歳。
どんな逆境も、力強く明るく乗り越えよう。
その姿はきっとやれると周りを安心させ、協力や応援をしたくなってしまうもの。
火事にはしっかりと気をつけながら、僕も見習ってこの苦しい現状を乗り越えよう。
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