急遽、工場を引っ越しすることになった。
もちろんBACANAさんと一緒に。
新工場。
80坪、このまま2階もあるから延べ床160坪。車も5台くらいは停められそう。
実は、今の工場のまさに隣。
さて、少し前から手狭に感じていて、人員増強もしにくいし、なかなか次の一手を打てないでいた。
新たに独立する仲間と3人でシェアも検討して何件か物件を見たり。
もう声を上げようと、業界の方々にもいいところないかと話をして。
そしたら、うちにおいでと声をかけてくれた会社さんが数社。
こういうところが旭川の本当にいいところ。有難いことで、感謝。
ただ、あまり東川や東神楽には行きたくなくて、市内でも自宅から近いし街中の東光、豊岡地区を希望していて。
今の工場の大家さんも業界人だから、どっかから僕らが移ろうとしてるって噂が入るかもなと思い、それならもう正直に打ち明けようかと言ったまさに翌日。
大家さんがぷらっと来て
「おい、隣が空くけど移らんか」
奇跡だと思った。このタイミングでとは!
大家さんが一緒なので、敷金や仲介料もかからない。大家さんはとても良く面倒を見てくれていて、僕の大好きな業界の昔話も聞かせてくれる。
また、ここは近隣住民とのトラブルも無い。
ほぼ即決で、移ることに。
しかし、なんだろう。
なんだか、自分で決めている訳ではないようだ。導かれているかのよう。
旭川に来たのも、前の会社に入ったのも、そして辞めたのも。独立したのも。
自分で決めたというよりは、周りの環境とかで、まるで自然に流されるように進んできた。
だから今回も、その流れに乗るべきだと感じたんだ。
それにしても。
とても急で。話をもらってわずか3週間後には引っ越ししてほしいとの条件。
引っ越しの為の費用の見積もりなんて一つも集まる前で。
そもそもの自分の仕事も忙しいのに、毎日各業者と打ち合わせ。
Bacana原くんとも何度も会議。
銀行に資金調達に走ったり。
そして思ったよりも引っ越し費用がかかる事がわかってきて。
機械の引っ越し費用はもちろん、工場の電気工事、トイレ新設、暖房の設置などなどかなりの金額になりそう。
家賃自体も倍増。
正直、資金に全く余裕のない僕ら、綱渡りみたいなもの。
明確に勝負どころだ。
大変な決断と、今後に向けた覚悟がある。
ゾクっとするような、肩がすくむような不安や恐怖も感じるけど。プレッシャーがずんずんかかるけど。
それでも僕らはやり抜けると信じている。楽しめると確信している。
僕もいよいよ、スタッフ採用を検討する。
チームになって、まさに火の玉のようになって思いっきり仕事をしたい。
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