銘木市を初めて見に行った。
旭川で家具作りに関わって10数年だが。平日だし、木工をしていても以外と知らない。
誰かに案内してもらったわけでもなく、勝手に行ってみたので。
沢山の丸太が。それでも今は時期じゃないので、最盛の2割程度の量だとか。
今度は実際のせりなども見てみたいな。
丸太を眺めながら、育った山の様子、伐採された風景、そしてこの後、製材されて家具になることなどを想像しながら。
自分でもよくわからない想いが胸に広がる。
2012年6月29日金曜日
2012年6月26日火曜日
自由
自由でいたいと思う。
なのにいつもいろいろな事に頭が囚われてしまう。
何かの影響だったり。
自分の経験だったり。
思い込みだったり。
せめて肩書でもと、名刺にはフリー家具職人と書いてある。
そもそも若いころは、技術が無いと自由にモノを作れないと思っていた。
なのに技術を身につけて何でも作れるようになったのに、自由に発想できなくなってくる。
子どもの頃は、沢山の夢に悩んだもの。
それが、大人になって知識も経験も積んでなんでも出来るようになるはずなのに、かえって自由に動けなくなることに似ている。
自由でいたいなんて言って、自由を奪っているのは自分自身であると気付く。
頭を開いて脳みそを開放しよう。そして体を前へ前へ、行動へと導こう。
なのにいつもいろいろな事に頭が囚われてしまう。
何かの影響だったり。
自分の経験だったり。
思い込みだったり。
せめて肩書でもと、名刺にはフリー家具職人と書いてある。
そもそも若いころは、技術が無いと自由にモノを作れないと思っていた。
なのに技術を身につけて何でも作れるようになったのに、自由に発想できなくなってくる。
子どもの頃は、沢山の夢に悩んだもの。
それが、大人になって知識も経験も積んでなんでも出来るようになるはずなのに、かえって自由に動けなくなることに似ている。
自由でいたいなんて言って、自由を奪っているのは自分自身であると気付く。
頭を開いて脳みそを開放しよう。そして体を前へ前へ、行動へと導こう。
2012年6月25日月曜日
感謝
6月20日から24日までの旭川家具産地展が無事に終了した。
ご来場の皆さま、ありがとうございました。
今回の見本市では、多くのバイヤーや設計者からも良い印象を持ってもらったように感じる。
残念ながらまだまだ力不足で、販売をお願いすることもできないことがもどかしい。
しかし、プロの方々から直接評価してもらえることは貴重な経験だ。
概ね良い評価を頂き、とても嬉しい。
もちろん、評価はそれぞれ、厳しい指摘もあるけれど。
少しでも良いものを、適正な価格でお客さんに届けて喜んでもらいたい、という目的は同じ。
一緒にものづくりをしている仲間たちだ。
とはいえ、なんだか横柄な印象を受ける人とは仲間になれないもの。
尊重しあえるパートナーと本気で仕事をしていきたい。
それにしても。
一人で運営しているので、展示会で工場を5日間も止めるのは大変な負担だ。
そして、展示用の製品の製作もあるから、本当に命がけ。
デザイン、設計、製作、ディスプレイなどなど、ほとんど自分の手で。
それを目前で評価される。自分のした仕事を。
小売店の、まさに販売前線の人やデザイナー、設計士、同業者、そして一般の方。
遣り甲斐は計り知れない。最高の職業だ。
が、精神的な疲弊も大きい。
人見知りもあって、もう毎日くたくた。期間中は毎日10時ころにはぐっすり。
なのに最終日あとに工場寄ったら、Bacana原くんのヘルプ要請で、そのまま朝の6時まで徹夜の作業。気合い、気合い。
この五日間で、何人の人と出会えたかわからない。
とても楽しかった。
木工業界の現場で戦う新たな仲間も増えた。
来る人来る人、手に指が無かったり短かったり、激しい傷跡があったり、、、。
そんな現実がまた、戦友気分を高揚させる。
また、多くの仲間にも会えた。友人や後輩が恋人を連れてきたり。
近況を伝えあったり。
最終日は日曜で、同業の仲間との交流が多く、一般の来場者の方の応対が悪くなってしまった事もあるかも知れず、大変申し訳ないです。
同業の仲間たちには、ぜひとも比較的空いている10時までと5時以降の来場をお願いしたい。
まだまだだけど、今の精一杯を出しきった展示会となった。
でももっともっと、表現していきたい。挑戦したい。
最後に改めて、来場して頂き旭川家具を、GCWの家具を見て頂いた皆様に感謝します。
これからもよりよい、楽しんでもらえるような家具作りと展示をしていきます。
今後も応援をよろしくお願いします。
そしてぜひとも買ってください!
ご来場の皆さま、ありがとうございました。
今回の見本市では、多くのバイヤーや設計者からも良い印象を持ってもらったように感じる。
残念ながらまだまだ力不足で、販売をお願いすることもできないことがもどかしい。
しかし、プロの方々から直接評価してもらえることは貴重な経験だ。
概ね良い評価を頂き、とても嬉しい。
もちろん、評価はそれぞれ、厳しい指摘もあるけれど。
少しでも良いものを、適正な価格でお客さんに届けて喜んでもらいたい、という目的は同じ。
一緒にものづくりをしている仲間たちだ。
とはいえ、なんだか横柄な印象を受ける人とは仲間になれないもの。
尊重しあえるパートナーと本気で仕事をしていきたい。
それにしても。
一人で運営しているので、展示会で工場を5日間も止めるのは大変な負担だ。
そして、展示用の製品の製作もあるから、本当に命がけ。
デザイン、設計、製作、ディスプレイなどなど、ほとんど自分の手で。
それを目前で評価される。自分のした仕事を。
小売店の、まさに販売前線の人やデザイナー、設計士、同業者、そして一般の方。
遣り甲斐は計り知れない。最高の職業だ。
が、精神的な疲弊も大きい。
人見知りもあって、もう毎日くたくた。期間中は毎日10時ころにはぐっすり。
なのに最終日あとに工場寄ったら、Bacana原くんのヘルプ要請で、そのまま朝の6時まで徹夜の作業。気合い、気合い。
この五日間で、何人の人と出会えたかわからない。
とても楽しかった。
木工業界の現場で戦う新たな仲間も増えた。
来る人来る人、手に指が無かったり短かったり、激しい傷跡があったり、、、。
そんな現実がまた、戦友気分を高揚させる。
また、多くの仲間にも会えた。友人や後輩が恋人を連れてきたり。
近況を伝えあったり。
最終日は日曜で、同業の仲間との交流が多く、一般の来場者の方の応対が悪くなってしまった事もあるかも知れず、大変申し訳ないです。
同業の仲間たちには、ぜひとも比較的空いている10時までと5時以降の来場をお願いしたい。
まだまだだけど、今の精一杯を出しきった展示会となった。
でももっともっと、表現していきたい。挑戦したい。
最後に改めて、来場して頂き旭川家具を、GCWの家具を見て頂いた皆様に感謝します。
これからもよりよい、楽しんでもらえるような家具作りと展示をしていきます。
今後も応援をよろしくお願いします。
そしてぜひとも買ってください!
2012年6月21日木曜日
産地展
旭川家具産地展が、24日まで開催中です。
GAUZY CALM WORKSは調子に乗って展示スペース拡大しています。
ご来場頂いた皆様、ありがとうございます。
会期はまだまだ続きます。
僕も土曜の午前中以外はブースにいます。
ぜひお越しください!
GAUZY CALM WORKSは調子に乗って展示スペース拡大しています。
ご来場頂いた皆様、ありがとうございます。
会期はまだまだ続きます。
僕も土曜の午前中以外はブースにいます。
ぜひお越しください!
2012年6月19日火曜日
2012年6月18日月曜日
旭川家具産地展
旭川家具産地展 2012が6月20日から24日まで開催されます。
GAUZY CALM WORKSも会場2階の隅の方に出展します。
僕も会期中は展示場にいる予定です。
ぜひお越しください。
さて、ずっと悩んで探し続けている金属の引き手。
とうとう特注した。
真鍮。ヘアライン。
カッコいいぜ!
GAUZY CALM WORKSも会場2階の隅の方に出展します。
僕も会期中は展示場にいる予定です。
ぜひお越しください。
さて、ずっと悩んで探し続けている金属の引き手。
とうとう特注した。
真鍮。ヘアライン。
カッコいいぜ!
2012年6月15日金曜日
2012年6月12日火曜日
「椅子と絵の対話」
「椅子と絵の対話」という展示が旭川美術館で。
僕が製作を担当した椅子も2脚展示されている。
旭川家具の歴史に、自分の仕事が記憶されて残ることが嬉しい。
思えば、会社の仕事とは別でという指示のもとで、仕事が終わってからの悲惨な製作現場だった。
手伝わせろとの指示で、若い後輩への謝礼と日々の食事代にも満たないくらいのわずかな報酬。NCなどの外部発注も禁止。もちろん自前の設備は旧式の最小限の汎用機ばかり。納期が無く、一月程で200時間近くの時間外労働。
補給も装備も無く、気合いで進め進めとはかつての日本軍か。
まさに血と涙と、それぞれの作品を担当した仲間との絆と、歴史に残る仕事をするのだと言う気概、気合い、魂、そして強い怒り、憎悪で出来た椅子が。
美術館に、しっとりとライトを浴びて、、、。
ぜひ、見に行って欲しいです。
そして。
旭川の造形デザイン科を卒業してもう10年以上経つ。
共に学んだ先輩も仲間もみんな、その多くがこの業界から離れた。
仕方のないことだ。
そんな中でも、同期の仲間で勤続10年を達成したのが2人。
そして一級上の仲間が、ある会社の工場長に。
同窓の仲間で、企業の工場長クラスに就任したのが、これで4人目だろうか。
本当に誇らしく思う。
僕が製作を担当した椅子も2脚展示されている。
旭川家具の歴史に、自分の仕事が記憶されて残ることが嬉しい。
思えば、会社の仕事とは別でという指示のもとで、仕事が終わってからの悲惨な製作現場だった。
手伝わせろとの指示で、若い後輩への謝礼と日々の食事代にも満たないくらいのわずかな報酬。NCなどの外部発注も禁止。もちろん自前の設備は旧式の最小限の汎用機ばかり。納期が無く、一月程で200時間近くの時間外労働。
補給も装備も無く、気合いで進め進めとはかつての日本軍か。
まさに血と涙と、それぞれの作品を担当した仲間との絆と、歴史に残る仕事をするのだと言う気概、気合い、魂、そして強い怒り、憎悪で出来た椅子が。
美術館に、しっとりとライトを浴びて、、、。
ぜひ、見に行って欲しいです。
そして。
旭川の造形デザイン科を卒業してもう10年以上経つ。
共に学んだ先輩も仲間もみんな、その多くがこの業界から離れた。
仕方のないことだ。
そんな中でも、同期の仲間で勤続10年を達成したのが2人。
そして一級上の仲間が、ある会社の工場長に。
同窓の仲間で、企業の工場長クラスに就任したのが、これで4人目だろうか。
本当に誇らしく思う。
2012年6月6日水曜日
暑いこのごろ
椅子とスツールの製作中。
だんだん数をまとめて製作出来るようになってきたけど。
あともう少し、1ロット20脚以上にしたい。
椅子は本当に手間で、なかなか採算が合わない。
なので、大変申し訳ないですが、価格改定を予定しています。
だんだん数をまとめて製作出来るようになってきたけど。
あともう少し、1ロット20脚以上にしたい。
椅子は本当に手間で、なかなか採算が合わない。
なので、大変申し訳ないですが、価格改定を予定しています。
2012年6月4日月曜日
「自分の仕事」を考える
「自分の仕事」を考えるフォーラムに参加してきた。札幌まで。
しかし残念ながら、前夜イベントのワークショップのみだが。
講師の西村佳哲さんが大好きで。
金曜日に朝から仕事を止めて札幌へ、ちょうど仕事を辞めて自由に生きている仲間と共に。
この機会にいろいろ行こうと、その場的に。
まずは札幌白石の陶芸家さんのところへ。
STUDIO TENSTONE 。作家の橋本さんにも会えて。
人も作品も素晴らしく。たちまちファンに。
そしてあちこち服屋さん覘いたりカフェ寄ったり。
そして次の目的のジュエリーショップ AI KOMORI に。
盟友くわがた の友人で、フォーラムの本編に一緒に参加しようと言ってくれていたのだが残念で。
そこで、この機会に訪ねてみて。
忙しいのに時間を取ってくれて、話を聞かせてもらえた。
作品はもちろんだが、とにかく小森さんその人が素晴らしかった。
もっと話をしたかったな。
少し早めに、「自分の仕事」の会場に。
叶多プランニングの平塚さんや、西村さん本人にも会えて。
ワークショップでも、同じグループになった人がとても興味深い人たちで。
WORLD BOOK CAFE のオーナーと一緒だったり。
みんな、人だ。
とにかく、まず、その人の人柄が魅力的だ。
表情は明るく言葉は前向き、トップランナーばかりなのに横柄なんてものとは無縁な感じ。
人見知りな僕だから、正直とても衰弱した。
だけど、その刺激的な出会いの数々に興奮が冷めない。
大きな経験をした一日だった。
何か、衝き動かされるような気持ちになるのが心地良い。
しかし残念ながら、前夜イベントのワークショップのみだが。
講師の西村佳哲さんが大好きで。
金曜日に朝から仕事を止めて札幌へ、ちょうど仕事を辞めて自由に生きている仲間と共に。
この機会にいろいろ行こうと、その場的に。
まずは札幌白石の陶芸家さんのところへ。
STUDIO TENSTONE 。作家の橋本さんにも会えて。
人も作品も素晴らしく。たちまちファンに。
そしてあちこち服屋さん覘いたりカフェ寄ったり。
そして次の目的のジュエリーショップ AI KOMORI に。
盟友くわがた の友人で、フォーラムの本編に一緒に参加しようと言ってくれていたのだが残念で。
そこで、この機会に訪ねてみて。
忙しいのに時間を取ってくれて、話を聞かせてもらえた。
作品はもちろんだが、とにかく小森さんその人が素晴らしかった。
もっと話をしたかったな。
少し早めに、「自分の仕事」の会場に。
叶多プランニングの平塚さんや、西村さん本人にも会えて。
ワークショップでも、同じグループになった人がとても興味深い人たちで。
WORLD BOOK CAFE のオーナーと一緒だったり。
みんな、人だ。
とにかく、まず、その人の人柄が魅力的だ。
表情は明るく言葉は前向き、トップランナーばかりなのに横柄なんてものとは無縁な感じ。
人見知りな僕だから、正直とても衰弱した。
だけど、その刺激的な出会いの数々に興奮が冷めない。
大きな経験をした一日だった。
何か、衝き動かされるような気持ちになるのが心地良い。
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