2022年3月25日金曜日

社内共有

 gauzy calm worksでは、決算書類もそのまま社内開示。

毎月の試算表をもとに、数字の全てを共有する。
正直に。真っ直ぐに。
と言うスローガン。
これはただモノを作る時の、外部へのアピールだけではなくて、内部に対しても。
一般に、勤めている人達で決算書を見る事なんてないもの。それどころか年間の売り上げすら聞かされなかったり。
それが、売り上げや原価、借入金や借入先、最終利益から役員報酬まで開示。
いかに本気で取り組んでいるかがわかってもらえるだろう。
経営者はさ、儲かっても赤字でもスタッフには隠していたいもの。ボーナス出したくなければ儲かってない事にしたいし、赤字なら信用収縮するし、スタッフの流出は避けたいし。苦しい事だけど、利益が出ないのは経営者の力不足の証な訳だし、認めたくないしスタッフには隠したくもなるよね。
だけど、儲かっているならば皆で自信を持ってもっと頑張ろう、勝ち取った利益があるならば、皆で分け合おうって。
苦戦しているのならば、皆で奮起して取り返そう。現在の力不足を受け入れて、成長を志そう。
そもそも、良い時も悪い時も、ちゃんと知った上で取り組んだほうが楽しいよね。
モチベーション、士気。それが会社と言うものづくりのチームの永続的な発展の根幹であり原動力。その維持向上を考えると、隠し事や情報の限定的な開示で誰かをコントロールしようとする事は、かえって悪影響。
創業経営者にとって、個人プロジェクトの延長として自身の利益と自己表現の最大化を目指す事は何の問題も無いのだけど。
僕の価値観はそうではなくて。
結局のところ、全てにおいて正直に真っ直ぐに、透明である事がその方法なんだと思う。



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