2018年11月12日月曜日

「IFFT/Interior Lifestyle Living 2018 」 出展

11月14日から16日まで東京ビッグサイトで開催の「IFFT/インテリアライフスタイルリビング」に出展します。
(IFFTは東京国際家具見本市の略)
gauzy calm worksはブルーカラーをシンボルとした旭川家具エリア内に出展しています。
経済的にも非常に敷居の高い、業界の国内最大規模の展示会に3年連続での出展となり、私たちのものづくりをアピールします。
ぜひお越しください。
(商談を目的とした商業見本市のため、一般の方及び18歳未満の方のご入場はご遠慮いただきます。また、入場の際に名刺が必要です)
共にものづくりをするメンバーも募集しています。
常設の旭川デザインセンター、もうすぐオープンの直営路面ショールーム、そして国際家具見本市への定期出展と自分たちのものづくりを発表する大きなツールを活用しています。
これだけのコストを掛けて自己表現の場を確保している小さなメーカーは全国に決して多くはありません。日々の仕事は大変ですが、自分の意向が反映するものづくりと自己表現を体験できる職場は、魅力のある職場だと思います。

2018年11月10日土曜日

技能五輪 沖縄大会

「技能五輪全国大会 山口智大 2連覇!!」

先日沖縄で開催された技能五輪全国大会 家具職種は、来年春にgauzy calm worksに入社予定の山口智大くん(ものつくり大学)が優勝し、大会初の2連覇を達成しました。

来年8月にロシアで開催の国際大会に日本代表として出場予定です。

そして山口くんがメンバーに入れば、gauzy calm worksには技能五輪の日本一が3名、金メダルはなんと4個にもなります。
そして山口くんは、実は一昨年の山形大会にも出場していてgauzy calm worksの安藤くんと競り合い、銀賞を獲得していました。
若年者ものづくり競技大会でも銀を取っていて、彼はいわばスーパールーキーです。

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競技視察は大会初日の夕方から。
会場について真っ先に山口くんを見つけたが、その動きと表情は別格。
「おお、コイツ、ヤバいな。カッケェ」
がとっさに出た感想。
その作業態度から、どれだけ技能五輪に本気で取り組んできたかを感じることができる。

会場で彼を見た人たちの多くに、「ものつくり大の山口」は記憶に残ったのではないか。
それほどに彼のプレースタイルは輝き、緊張感を放っていた。

課題は相当に難しくて手数が多く、課題公表から懸念していた通りに多くの選手が標準時間はもとより、打ち切り時間にも間に合わない過酷さだったが、山口くんと旭川から出場の有力選手たちは見事に時間内に完成させていた。

結果発表はこちらも緊張、電光掲示板を狙って撮影する手が震える。
上位間違いなしと確信しつつも、採点のある競技で一番を取れるかどうかはいつだって微妙なもの。
だから、金賞で山口くんの名前を見たときはやはり感動、涙が出る。

大したものだ、よくやった。

会場には彼のご両親も来ていて。
五輪の練習が始まると、夜中の2時頃まで帰ってこないそう。
あの迫力ある作業風景は、やはり相当な気合いで取り組んできた表れだった。
30名を超える選手が出場したが、それほど努力して納得のいく製作と勝利を渇望した者はいないのではないか。
競技中は怖いくらいの顔つきが、競技が終わるとふっと人懐こい笑顔になるところからは、素敵な良い人柄を感じさせる。
木工の世界は小さな会社が多く、狭い社会の中で自分は腕がいいと思っていると人格を歪めてしまいがち。彼はきっとそんなこともなく、今後も自分との勝負には厳しくとも周りに心配りのできる職人になると信じられる。

最高の人材を獲得できたという幸運と、この業界の宝を大事にしないといけないという思いが混ざる。

さて、前年優勝者が翌年出場は初で、そして2連覇も初めてのこと。
そもそも注目もされていたし、多くの指導者たちが記録に残したと思う。
このことは技能五輪のレベルが一気に上がることになるかもしれないと思う。
あの表情であの動きで競技をしないと勝てないのであれば、それを上回るしかないのだから。
そして、今大会には旭川からなんと7名もの選手を家具職種に送り込んだが、7名全員が敢闘賞以上に入賞するという驚愕の結果。
これは、完全に指導者の力だ。
ものつくり大学からも多くの入賞者を出したが、大げさに言ってしまえば、技能五輪で勝ちたければどちらかの学校へ行け、と言えるのかもしれない。
さて、次は世界大会。当然選手は競技に向けて備えて行く。

送り出す所属企業として、gauzy calm worksも強い覚悟が必要になる。
各所に補助や援助をお願いしていくが、莫大な費用などがかかる。
一昨年安藤くんを山形の全国大会に出すときも相当な覚悟をしたが、今度はロシア。

しかし、会社としてちゃんと順を追って挑戦させてくれているよう。
万全の体制を整えて選手を送り出すことが、gauzy calm worksを次の高みに導くことになると信じて、一丸となって取り組んでいきたい。































2018年10月1日月曜日

機械設置

購入した機械の設置、工場のレイアウト変更なども完了して。

スライドソーは台湾製。
旭川の機械屋さんに入れてもらって。

優しい見積もりに感謝。















オプションでデジタルゲージ付きに。
移動は手動だが、コンマ1ミリまで明確に表示されるなんて。

ストップが少し遅い気がするので、インバーターをつけて。







軸傾斜の昇降盤も同時に購入。
こちらもメーカーは違うけど台湾製。

見積もり出してもらった国産の中古と大して変わらない金額で購入。

モーター音が静かで嬉しいが、この機械はちょこちょこ気に入らない箇所も。


レイアウトも変わり、照明も2灯増やして快適な工場に。


工場のメンバーたちも、整理整頓、清掃に情熱を燃やしていて。
確かな製造実態を積み重ねている実感。



2018年9月12日水曜日

最近

北海道で早朝に地震災害があり、旭川では震度4程度で気がつかなかった人もチラホラいる中、まさかの停電が。

丸一日、自宅も工場も停電。
電気の無いまま夜を迎えて、、、。

しかし、工場でも自宅でもすぐそばでは通電している地域もあって。

納期にも追われていて、工場も全く無傷なのにただ電気がこないもどかしさ、、、。



ただ、その翌日の朝には無事に通電し、工場も再開できた。





少し前に発注していた機械が、機械屋さんに入荷。
スライドソーと、画像は無いけど軸傾斜の昇降盤。台湾製の新車。そして機械屋さんで見つけて衝動買いした消音器付きの簡易集塵機。










そして、機械を買えば当然、工場のレイアウト変更。


工場には、昔大家さんが事業をしていた時の機械を半埋没させていた大きな穴が空いていて。
そしてその上に木組、鉄板で蓋をしていたのだが、なんとなく鉄板を上げてみると中の木は腐ってカビて、陥没寸前な雰囲気。
リフトで載ったら墜落しそうな予感のため、急遽穴を埋める工事を発注。

大家さんは費用負担する気が無いらしく、、、。








穴を埋めるという行為で数十万、堪える。


この後、ペンキ塗り。
そして機械の入荷、レイアウト、配線。
レイアウト変更に伴う備品の製作。

そして建設中のショールームの外壁、木塀の製作。
展示用のキッチン、アイランドシンクの製作。

それから他の展示品の製作。

という具合に、直ちに売り上げにならない作業がどっさり。


メーカーをやって長く勝負していくには、設備投資は当然。
その上、直販もしようということは生産設備ではなく売るための事にも投資を積み重ねないといけない。
自分たちの理想のものづくりの現場を築いていく、果てしない日々。

2018年8月27日月曜日

夏も終わろうと

ブログの更新をこまめにと思いながらも、いつの間にか日々は過ぎていて。

通常は閑散期のこの時期も、ホテル案件の製作を任せていただいたりで忙しく。

ショールームは床を張ったり建具を作ったり、この負担も相当なもので。



















2018年7月11日水曜日

海の日休業

[海の日休業]

gauzy calm worksは、お盆休みと別に海の日休業を取らせていただきます。

7月13日(金)から16日(月)まで。

冬季は心身に強い負荷をかける厳しい製作が続きますので、短い北海道の夏を楽しみ、心をリフレッシュしてより良いものづくりに励むために、どうぞご了承ください。

2018年6月14日木曜日

ADW 2018 「つくり手飲み会」

旭川デザインウィークが開催されます。

http://www.asahikawa-kagu.or.jp/adw/welcome.html


6月20日(水)〜24日(日)まで

木村はデザインセンターの自社ブース内でお待ちします。
工場は今回もオープンファクトリー&旭川フルコースに参加します。

また、今回も「つくり手飲み会」開催します。
6月22日(金)。


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旭川デザインウィークの非公式独自企画として、今年も若手作り手向けに交流会を企画します。
取引関係、今後のビジネスの進展など一切気にせずに、情報交換とものづくりの夢を語り合いましょう。
熱心な学生も歓迎!
そしてGCWはメンバー募集もしていますが、旭川家具業界の多くの現場で作り手を求めています。
転職希望の方もぜひ!!
当日は「お客さま」ではなく「ものづくりの仲間」として一緒に楽しみたいので、手厚い歓待はできません。
会費無料、地ビールや軽いおつまみを用意してお待ちしますが、持ち込み大歓迎です。
当日、デザインセンターで展示会終了までお待ちいただければ、一緒に車で向かえるかもしれません。
ADWで旭川にお越しの方々は、ぜひ3日目の夜はgauzy calm worksにお越しください!
6月22日(金)18時頃から適当にスタート、24時頃まで
旭川駅前まで深夜タクシーで2000円程度です。

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みなさま、ぜひお越しください。





そして残念なお知らせも。
準備を進めておりましたショールームですが、工事が間に合わずにプレオープンを断念いたしました。


2018年5月29日火曜日

多忙につき

本日から31日まで木村は東京に出張します。
5月は連日数組の来客、打ち合わせが重なり、夜間はショールームの造作作業で見積もり、提案業務が著しく停滞しております。
大変ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします!

2018年4月29日日曜日

春季休業

激闘の数ヶ月が、昨日の怒涛の現場納品で一区切りつきました。
本日より下記日程で8日間の春季休業をさせていただきます。
4月28日〜5月6日


今期の繁忙期、数々の案件の製作の依頼をいただきながら、最後が大型の自社案件。ほぼすべてのアイテムが新規デザイン、プランニングから提案を。
最後の一週間は連日24時から26時までの製作、納品前日も現場準備で25時。
トラック2台チャーターで130キロ離れた札幌に朝8時着で3階までの搬入、設置。23時過ぎまでの作業。
ここまでの10日間ほど、なりふり構わず製作に専念したために、連絡や提案、見積もりが完全にストップしてしまいました。多くの方々にご迷惑をお掛けしたと思います。
申し訳ありませんでした。
今のところ完全に力尽きて身も気力も大いに痛んでおりますが、連休明けには復活して心新たに取り組んで参ります!

2018年4月11日水曜日

台湾の木工機械展

4月2日から5日まで、台湾の木工機械の展示会の視察に。
7日は札幌、銭函に納品に。


そして連休前納品の製作がどっぷりとあって、協力工場にも大規模にお願いをして。
製作前の図面のチェック、資材の手配、新規デザインによる製作の非常に詳細な納まりの検討など、とにかく膨大な量の作業をこなして。


台湾へは旭川家具の注文部会メンバー7社8名と、旭川の機械屋さんが通訳とともに現地で待ち合わせていただいた。
機械展ということもあって、各社経営者よりも工場長クラスが多く参加。
普段の工場での実務的な情報交換も多く行われて、より有意義な旅に。

機械は、見てしまえば何でも欲しくなるけど。






2018年3月24日土曜日

出張

3月25日から27日の最終便まで東京に出張いたします。

その間、お問い合わせのお返事やお見積もりなどの業務が滞ってしまいます。

ご迷惑をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いいたします。


また、工場は通常通り月曜日から鋭意稼働します!

2018年3月11日日曜日

8周年

8周年!

gauzy calm worksは3月10日で創業8周年を迎えた。

一人で小さく始めた個人事業は、仲間をパートタイム含めて10名を超える会社となり、この8年で売り上げを10倍以上に伸ばした。

当初のエンドユーザー直販路線は後退してしまったが、事業間取引は急拡大し、その製作物を評価していただいてこの年度末は生産能力をはるかに上回る依頼とご相談をいただいている。

ものづくりの幅を広げ、より大きな表現をするためにはある程度の人員と経済の規模が必要。
そしてその組織の存続を安定させるためには、取引先からの製作の依頼というのは必須。

また、自分たちで考えたものばかりを製作しているとものづくりが偏ってしまう。
他のプロが考えた図面を元に製作することによって様々なノウハウを吸収でき、工場の若いメンバーたちも、まさにどこに行っても通用する職人としての経験を積むことができる。

そしてこれだけの急成長を実現した原動力は間違いなく若い工場長、粟村の存在だ。
現在でようやく実務経験3年少々の若者が、工場のすべての製作を把握してコントロール。一人の職人としての実力も相当だが、工場の製作メンバーを率いるリーダーとして抜群の能力を発揮している。
その若いリーダーの元、他のメンバーたちも下の関係ではなく横の関係で製作に取り組むので、全員の成長のスピードが素晴らしい。
僕が見ていて、僕が勤め先に入社した最初の数年間よりもはるかに多くのことを経験して成長している姿を羨ましくも思う。

また、僕自身が勤め時代にストレスだったことが、今同じように工場のメンバーが感じることが無いようにしようと思っている。
特に、やる気にあふれた若者はとにかく仕事がしたいもの。失敗しようが後戻りしようが、自分でやってみたいもの。そんなことを邪魔せずに後押ししたい。

さて、9年目に突入するgauzy calm works、念願のショップを工場から5分程度のところにいよいよ立ち上げる。
古い民家をフルリノベーション。設計を建築家の澤村尚浩氏に依頼。いよいよ工事が今月スタート。

ショップの完成とともにブランディングとプロモーションを一層強化して、改めて直販に挑戦する。

大きな転機となり、飛躍を予感する9年目、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。



2018年2月24日土曜日

スタッフ募集 (パートタイム)

gauzy calm worksは工場での家具製作の補助をしていただくパートタイムを募集しています。

現在スタッフは10名程度ですが、代表を含めてメンバーの半分が小学生以下の子供のいる世帯なので、子育てしながら仕事をすることへの理解のある職場だと思います。

難しい作業はないのですが、ある程度は手先が器用で要領の良いことが好ましいです。
工場なので大きな音やホコリがあったりと人それぞれ合う合わないがあるとは思いますが、子供が調子悪いなどで急に出られない時などでも理解して協力しあえる職場だと思います。

まず見学だけでも、お気軽にご連絡ください。