2014年の旭川家具産地展、そして木工キャンプが無事に終了しました。
産地展にお越し頂いた沢山の方々に心から感謝致します。
また、木工キャンプにご参加のみなさまも本当にお疲れ様でした。
思えば家具センター内の工房家具の会のコーナーの片隅にわずかなスペースを頂き、ダイニングセット一つだけで展示を開始。それを評価して頂いた個人のお客さまからのご注文でなんとか食い繋ぎながら、すこしずつ製品を増やして。
3年かかってようやくブースを埋めるだけのラインナップを揃えて。
昨年の産地展の後に、空きブースもあったことから家具組合に加盟のお誘いを頂いて。
匠工芸さんとメーベルトーコーさんに推薦状を書いて頂き、昨年の9月に家具組合に正式に加盟、小さいながらいよいよ展示ブースを構えた。
そして、そしてやっと念願のブースをそれなりの広さで整えて、産地展に出展する事ができた。
自分たちにできる精一杯をし尽くしての展示。
強い個性を打ち出したいことから細い木の枠で結界を張った。床もあえてモルタルを現して質感を持たせながら、家具そのものの木の存在感を高めた。
他の仕事をしながらお金がもらえる訳でもない枠を夜な夜な製作し、床は全面をへらで鉋を研ぐように擦ってクリーニング。
新たに展示用にテーブルなどを製作し、パソコンが本当に苦手のなかPOPを作ってスチレンボードに貼ったり。
この一ヶ月、持ってるエネルギーの大半をこの展示会に割いてきた。
どうせやるのだから、一生懸命、本気になって。
多くのプロのバイヤーさんなどが全国から来て頂くので、少しでも楽しんで頂けるように、旭川家具に恥じないように、そして旭川家具の未来にも期待してもらえるように、また来てもらえるように。
そうして臨んだ展示会。
相変わらず生産力不足のため卸売りをお断りする状態でも、良い評価を頂いていると感じる事が出来た。
そして工場の方にも多くの方にお越し頂いた。
差し入れまで頂いたりと、気遣いまで頂いたお客さままで。
そして例年は7月に開催の木工キャンプ。
10年継続が前提の6回目、初回から実行委員の僕も出来る限り関わった。
こちらもそう、なんでもやるからには最後まで、精一杯取り組むことにしている。
こちらはほとんど仕事に繋がる気がしないけど、主に作り手たちとの交流は刺激的だ。
産地展は全5日間、初日の遊創会、3日目からの木工キャンプ。
二日連続でキャンプ場に車中泊して、翌日の展示会や子供の運動会。
人と出会う事は刺激的でとても楽しくワクワクするのだけど。
もともと強烈な人見知りで内向的な性格の僕にとっては大変な消耗で。
身も心も投じたこの一週間、遣り切った。
さあ、大事なのはむしろこれから。
お仕事を任せて頂けるようなお話もあちこちから。
精一杯の仕事でお応えしたい。
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