報告。
9月2日の理事会で承認を頂き、正式に旭川家具工業協同組合に加入した。
続いて家具センター内にもスペースを分けて頂き、いよいよ単独でブースを構える事になった。
国内有数の家具産地であり、国際的にも名の知れた「旭川家具」というブランドの一翼を担うということにとても誇りを感じる。
42社目の加入であり、最年少の経営者である。
まさに念願がかなった思いだ。
学生時代から暇があったり知りたいことがあれば家具センターに通っていた。
技能五輪への参加では応援して頂いた。
勤めたインテリアナスは活発に製品開発に取り組む会社だったので、自社の展示も楽しみだったし、好きだった。
組合の部会活動にも参加させてもらった。経営者の子息でもないのに20代で参加させてもらっているのなんかは僕だけだった。
26歳の頃に読んだ「旭川家具産業の歴史」という本に感銘を受けた。読み進みながら、自分の中に旭川の血が流れ出したように感じたのを覚えてる。良くも悪くも、先人達の必死の積み重ねがあったのだ。
国際家具デザインコンペで予選通過作品の試作代行を担当させてもらえた事も思いが強まる。
旭川を挙げてのイベントの核となる肝心の作品の製作を任せてもらえるのだ。図録に載れば、旭川の歴史と共に100年でも残るはずだ。
独立後も試作製作を引き受けた。非家具組合員の個人工房では僕だけだ。
試作検討会議では確実に困難が予想されるものばかり、それが展示会ではちゃんと形になっている。担当者の苦労は計り知れないが、それが各社で合わせて何十点もある。感動的だった。
そんな旭川家具を正当に継承できることは本当に意義深い。
今後の自分の活動で、「旭川家具」のブランドの推進に貢献したい。
さて、今週末の7日、8日は家具センターで「家具の日フェア」です。
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