2013年10月16日水曜日

洗面化粧台

 
洗面化粧台を。
納めたのは先月の初め。
 
 



自分が写り込んで。鏡は撮影が難しい。

メープルにミラー。とても上品に。
図面はクライアントが書いてくれた。勤めていいた時の先輩邸。
あれからもう10年も。










今日、旭川。初雪。
納品の時はまだ夏みたいだったのに。わずか1カ月半前の事。

厳しい季節はもうすぐそこだ。
しかし真っ白の美しい世界の到来でもある。

厳しくも美しい。



楽しくも苦しい木工人生と似ているのかもね。

2013年10月14日月曜日

高度な加工

かなり難しい事を。





NC加工。
もちろん旭川市工芸センターに依頼して。

データも無いのに、こんな加工に挑戦してくれる。
本当に感謝である。工芸センターがなければ、僕のところではとてもじゃないが、こんな仕事を受けることはできない。

とはいえ、僕も打ち合わせなどでもう大変な時間をかけている。
思っていたよりも遥かに厳しい仕事である。

相談を受けた時、思わず断りたくなるような仕事ではあったけど。
なんとか納期だけお願いして受けることにしたのは、まだ若いうちに経験してみたかったから。





 
工場にて、クサカ。
節あり材を多用するが、全ての節をケアしている。
はっきり言うと手間である。いわゆるキレイな材を使えば、右から左に流していけるのに。
 
 





彼ももう半年、僕も進まなくては。


2013年10月12日土曜日

ソファダイニングセット

ソファスタイルのダイニングセットを製作し、納品した。

コーナーソファは椅子張りが間に合わず、後日発送することに。



基本はアームレスソファ。







これをダイニングとして2台。




本当はコーナーソファがつくのだが。
撮影出来なくて残念。







仕方なしに、背だけはずして雰囲気だけでも撮影を。

椅子を設計、製作している人なら分かるはず。
コーナー部分が大変な困難であることを。

アームレスソファ自体には、座にマイナス2度程度の傾斜を付けている。
これが両方向から交わると非常に複雑になるのだ。
多くのコーナーソファが座が完全にフラットであるのはこのためである。
座に傾斜を付けなければ、悩むところはほとんど無いはずだ。


困難はすべてコーナー部分に集中。
笠木の留め加工とその接合。組み立ての順番も検討が必要。

最大の失敗は、見積もりを完全に誤ったこと。
大きさ自体はパッと見た感じでも半分であるし、思わず安めに。
しかしよく考えると、ソファを半分に折り曲げただけで、部材は前幕板一本と座布団一個減っただけ、手間や加工、組み立て難易度は格段に大きい。

本当に、学ぶことは沢山あるな。




今回の納品は札幌。
この機会にあちこち訪問を。

盟友のKANTO
来年のイベントでお世話になるメトロクス
訓練校の先輩で、もはや北海道有数の家具工房旅する木

多くの刺激を受けて。
所属企業で活躍している仲間や、独立して突き進んでいる仲間。
彼らがいるから、自分も走っていける。

忙しい中でも迎えてくれて、話は尽きないけれど。

もちろん、誰であろうとライバルだけど、みんなと自分の未来が楽しみなんだ。

2013年10月10日木曜日

キッチンスツール

キッチンスツールを設計、製作した。







設計に随分苦労して。
出来上がったらシンプルだが、設計前のイメージをなかなかつかめなくて。

板座か布座でまず悩んで。
板座での製作に意欲的ではあったが、どうしても重くなってしまう事、スタイリングも軽快にしにくいことから布座を採用。
キッチンスツールという用途である以上は、軽くて持ち運びやすいということは条件の一つだ。

そして軽快さを追求しての設計。
シートを被せて布の座から直接脚が出ているようなフォルムに。

直線で構成するために、部材の寸法や角度、全体の寸法などを慎重に検討。

設計に時間を掛け過ぎた焦りから全速力で製作したこともあるが、製作の2倍以上も設計に時間を掛けている。

そして、張りくるむために、木部が完全に完成してから椅子張り屋さんに張ってもらうため、木部完成後に10日程度も時間が必要になってしまう。


今回から新しい銘柄のファブリックを採用。
少し渋い、深みがあって落ち着いた雰囲気。

全6色。



結果として、とても良いものになったと思う。
ただ、このシンプルなスツールでさえ、膨大な労力を積み重ねて表現されていることを伝えたい。




ナラ カラーオイルフィニッシュ   (シート高)500×(シート寸法)250×250

2013年10月6日日曜日

走る

来年2月、故郷茅ケ崎で凱旋展示会を企画中。
今月にも打ち合わせに帰郷する。

3月には、札幌を代表する商業施設でのトライアル出店の打診を頂いて調整中。

工場の生産力を大幅に補強するため、人的登用も検討中。



乏しい資金力ではあるが、積極的な展開を。
利益が出ればほとんど再投資。


事務所もWINDOWSからMACに移行中。
CADが不能に陥って設計出来ずにいるので。
移行後も旧データを読みこめるかなどなど不安が沢山。
メールの移行も良く分からず、もしかしたら不通に陥るかもしれないけれど。

順次解決していきたい。


その後、停滞中のWEBをリニューアルしていく。
ロゴの刷新も依頼している。
そして工場に看板も設置し(今頃!!)、印刷物も整えていく。

フォトブックのような物の制作にも挑戦してみたい。

予定通り、辛抱の3年間を経て本格的にアウトプットに転じていく。
しかし最低あと2年間は相当厳しいだろう。
扱う金額は大きくなるが、ほとんど右から左に流れていくことになるだろう。

それでも、必要以上の急成長は望まない。
ピークは死ぬ時、最後の時に。それまではずっと上昇していきたい。その為にも、ゆっくりと昇らなくては。

あの時は良かったなんて、永遠に言いたくはない。

良いのは絶えず未来であるべきだから。




2013年10月4日金曜日

サイドボード

扉をアウトセットに。
スライド丁番使用。



框の幅50ミリは、チョウバンの取り付け穴がΦ35ミリで、帆立板にカブせる分とガラスを落とし込む分とを入れるとほぼ最小。














2013年9月28日土曜日

体調不良

体調不良。この数日、体も頭もキレが悪くて。




そんな中でもしっかりと作業を進めるクサカくん。
まじめで一生懸命。素晴らしい才能。




頭を悩ませている、ウッドフレームのコーナーソファ。
原寸モデルで検討中。

他にも、工芸センターに支援をお願いしているラウンジチェアも難航している。

そういえば、仕事の停滞で体調を崩す事が多いような、、、。
乗り越えよう。




こちらも、随分悩んで設計したキッチンスツール。
小振りな寸法で、パッと掴みやすく、軽いものを。
シートはぐるっと張りぐるみにして、帽子をかぶせたようにしたい。
現在、椅子張り屋さんに依頼中、完成後にクライアントに提案をしたい。









機械を導入。
縦軸面取り盤。
これから刃物をそろえていって。まだまだお金がかかりそうだ。


そして、そして本当に待望のホゾ取り盤。
椅子を作る人間にとっては強力な武器だ。
今までは工芸センターに借りに行っていた。
刃物がこれっていうのだけが残念で。しかし希望の刃物を新調したら、この機械をもう一台二台買えそうだ。





秋を感じさせる。
長く厳しい冬は、すぐそこなのだ。

冬支度を進めなくてはいけない。



工場の屋根。
すがもりがひどいから、雪の前に補修をしなくてはいけない。

ペンキを大家さんが買ってくれたから、塗るのは自分達で。
大家さんに塗ってほしいところだけど、75歳のじい様に屋根に上がって塗れとは言い難い。
偉そうな程の家賃を払っているわけでもないし。

しかも。
壁の防水もお願いしていたのだが。

じい様、イタイイタイ言って防水処理少し待ってくれって。
どうしたのと聞いたら、自分で組んだ足場から墜落してアバラを2本折ったのだとか。

正直な話、自分達でやりたくはないけれど、大家さんの協力あって家具作りを続けていられるから。






隣の工場。
同業の先輩、しかも製造小売という業態は、まさに僕の目指すところ。先生が沢山いることが旭川の素晴らしさ。

その屋根、煙突。雨の侵入を防ぐためと思われる。
バケツをかぶせて解決する我が大家さんが好きである。

ちなみに冬になると、ここは雪と氷に埋め尽くされる。
屋根の雪と氷を落とさなければいけないのだが、業者に依頼すると、彼はくわえたばこでツルハシ片手に下のH鋼を渡るのだ。命知らず、見ているだけでもコワい。



旧工場との境。
ここは右の工場の軒先まで雪が上がる。
左がうちの工場。外から見た方が、その大きさを実感できる。