2011年9月12日月曜日

家具の日フェアを終えて

土日二日間の家具の日フェアが無事に終了。

正確な数字は分からないけど、とても多くの来場があったように感じた。
以前はこんなに混んだかなと思うと、とてもうれしくなる。

来場してくれた皆さまにはとても感謝しています。


僕は今回が初出展。
それに際して、まず沢山の同業の先輩方から励ましやアドバイスを頂いた。

従業員時代には聞けないような話もあったり。

業界を支えてきた方々の偉大さを感じた。


それから仲間や友人、知人たちとも話ができて。
こういう場があるっていうのはいいものだな。


一般のお客さん達からも、よい評価を多数聞いた。
まあ残念ながら会期中に成約には至らなかったが、テーブルとイスだけの出品だから仕方がないかなとも思う。

焦らずじっくり。


それにしてもいろいろな人と話ができてとても面白かった。



しかしセール前日の病院での点滴投入にも関わらず体調不良は改善せず。
楽しかったとはいえ、もともと人見知りで対人応対が決して得意ではない僕、少なからず疲労したようで。帰りに猛烈に眠くなって運転継続できなくなり、コンビニで2時間近くも眠り込む始末。



なんだかまだ調子は良くないが、今日になって展示会で気にいったと、新しく出すお店用にとオーダーを頂き、ついでにスツールのデザインもさせてもらえることになり。


実はすこし込んでいる今月の製作スケジュール、バテてる場合じゃないぜ。
手際良く、良いものを作ってお届けします!

2011年9月10日土曜日

家具の日フェア初日

家具の日フェアの初日。

僕の展示デビュー。


場所は直射日光が気になるけど、悪くないところ。

今日もお客さんの来場は多数で。
組合の告知もかなり大々的で、気合いを感じた。


会場の中で一番カッコいいよと言ってくれたお客さんもいたり。
椅子が小さいと言う方もいたり。

値段が高いとのお話もあれば、安めだねという方もいたり。


それでも、かなり自信を持って出しているものだから、どんな意見も素直に聞ける。



今はまだダイニングセットだけだけど、今後はもっとアイテムを増やす予定。

2011年9月8日木曜日

旭川家具の日フェア

9月10日、11日の旭川家具の日フェアに出品することになった。
しかもそのまま常設してもらえることに。とても感謝です。



しかしアイテムが無いため、急きょ製作していたのがダイニングテーブルとチェア。
なんとかダイニングセット1セットを。椅子の張りも明日午後だっていうから本当にギリギリ。


家具の日フェアは、永山の家具センターで。

会期中はずっと会場にいるので、ぜひ遊びに来てください。2階の工房家具の会コーナーの片隅にいます。


それにしても会場ディスプレイなど皆無。
なんとか見れるようにしないと、出品するにあたって協力してくれた皆さまに、あまりに申し訳ない。

がんばらないと。

2011年9月7日水曜日

仕上げ、塗装

さて、椅子の仕上げ、塗装。

今回製作はわずかに7脚。
でもやっぱりすごい労力。

研磨、仕上げだけで1日かかった。エアサンダなどの研磨機がどうも嫌いで。
だから全部手研磨。手で持ったサンドペーパーを、前後に動かすことでしか研磨されないわけだから、そりゃ疲れるのも当然。もう腕が上がらないぜ。

でもさすがに、そろそろ良いサンダを探して導入しないとな。


そして塗装。カラーオイルを。
今回も実験も込めて4色。どれも悪くない。

北海道産のナラを使いたいんだけど、色見がそろわないから着色を。

もう全色採用だな。でもあんまり色を選べると、かえってお客さんを悩ませてしまうかな。
いろいろ意見を聞きながら、今後しぼってみてもいいな。


ところで、このオイル塗装も体力勝負で。ざっと塗ったオイルをしばらく放置したあとで拭きとる。
すぐ拭けばまだ良いんだけど、それじゃ色が入らない。時間をおくとオイルが堅くなって拭き取りが大変。
もうごしごしごしごしと力の限り磨くわけです。


そんなわけであっという間にこんな時間で、特に右腕の疲労が著しいわけです。

2011年9月6日火曜日

椅子の再開発中

今のところ、僕の唯一のチェアを、またまた再開発。

事務所に置いて毎日見ていると、だんだん満足できなくなって。
もう何回目だろ。だからなかなか次の椅子の開発に入れないの。


形変わればその都度ジグも作り直し。後脚。

ちなみにうちには、縦軸ないからルーターで。便利な刃物ってあるんです。


後脚を伸ばして、背の位置を30ミリ上げた。
あと、下広がりの上すぼみにした。

前は、下がすぼんでいた。
この辺は、とても微妙だから実物で試しながら。

後の幕板の角度を、紙何枚か挟んで微妙に変えては材を切って仮組みし、確認する。何度も何度も試して、好みを探す。

もう時間ばっかりかかるけど、納得できるまで前に進めないタイプな僕。

こうやって幕板に角度をつけると、今度は背の接合面の断面が非常に難しくなる。
もう原寸書いたってわからない。
こんな時は、仮組した実物から、角度や長さを求めるしかない。まあ、職人なら誰でもできるはずのことだけど、腕の見せ所ではある。

かなり集中しての作業だから、写真は無いです。隠すつもりはないんだけど。



あわよくばこれで終わりにしたかったけど、やっぱり納得できず。

後脚を背に合わせて削ぐ。全然違って見える。


ちなみに、この削ぎも大変。全部に墨して。


あとはこいつで削る。

組む前に削いでおきたいけど、背を締められなくなるかも。


この削ぎの加工はなにかやり方考えないとな。

2011年9月4日日曜日

KANTO展

札幌、紀伊国屋で開催中の、KANTOさんの個展を見てきた。


彼は、僕の3つ年上だが、旭川の訓練校では2年後。でも彼はその前に、東京で2年ほど学んでいるから、ほぼ同じ時間を家具に注いできた。もう10年の仲間だ。

彼はずっと、札幌で独立すると言っていたし、その通りにした。彼のホムページアドレスはhttp://www.kanto-madeinsapporo.jp/。

メイドインサッポロ。かっこいいじゃないか。


そんな彼の初めての個展が。


子ども椅子をカラフルにペイントして、壁にディスプレイ。
鮮やかな布地でカラフルに。椅子もいいな。やりすぎす、とてもうまいと思う。

正直彼は、もっとオトコっぽい感じで攻めてくると思っていたが。
木工作家でこんなに色を使う人は少ないのでは。ポップになりすぎず、うまい具合に木目を生かして。

こんな無骨な男に、人見知りのうちの子がなつくなんて。
うちの子も椅子が好きなのか、沢山の子ども椅子を前におおはしゃぎ。


独立からの短期間で個展まで行く行動力と、デザインなどの表現に、思わず嫉妬しそう。


でも僕の人生のテーマの一つが、嫉まないこと。
それは人はとても抱きやすい感情で、心の弱さからくるものだ。その感情から行動すると、とても嫌な気分になるし、誰も良くない。

札幌も商圏にしている僕、彼は商売敵とも言えるんだけど。

でも僕の目的が、良い家具でお客さんに喜んでもらうこと。だとしたら、彼が製作しても僕の目的は達成されるんだ。
お客さんにとっても、選択肢は多い方がいい。
自分が努力さえすればいいのだ。


もう会期も残り少ないけど、ぜひ彼の展示会に脚を運んでください。

2011年9月2日金曜日

そういえば2年

そういえば、前の会社を退職して2年たった。


そう、たしか29歳の誕生日、8月5日の夜に退職願を書いた。

神妙な気分で書いてたくせに、字を間違えたり。やっと書き終えたらちょうどよい封筒が無くて、もう一度他の用紙サイズで書きなおしてみたり。そしてようやく書き終えて、最後に印鑑押したらヌルってなって残念だったり。

お嫁さんと笑ったのを覚えてる。



苦しかったな、あの頃。


そしてなんだか世界が変わった。
独立して全部自分の責任で、自分の考えで行動するってこと。僕には合ってるんだな。


そういえばもともと、独立することは当然の通過点だと思って業界に入った。
でも会社が好きになって、やりがいもあって、ずっと会社に残って人生を勝負してもいいなって思って。
ブレたってことなのかもね。

でも結局こういうふうになって。
本来の想いに引き戻されたみたいに。

なるようになるんだな。


さあ、今年も本格的に後半戦だ。