2015年10月25日日曜日

メディア

最近、取材の依頼を頂く事が随分と増えた。



先日の北海道新聞、上川版の「光る企業」コーナーも。




先日もTVの取材や、中国や台湾のメディアを招いて案内する経産省の事業の訪問先にも入れて頂き、沢山の海外メディアの訪問を受けたり。

また、中学生の職場体験先として依頼が来たりと。


有り難い事。
多くの先達が築いた「旭川家具」、しょうもないと思う所もあるけれど。
それでも継続して築いて、残してくれている。なんだかんだその積み重ねは偉大で、大事に繋いでいかなくてはいけない。

かつて、特に表現での遅れに辟易し、現場の人間を軽視する風潮に強く反発を感じたものだけど。
現場の人間がどんどん疲弊して夢を無くして、不毛なものづくりを継続していかなくてはいけない現実に怒りを感じていたけれど。
もう、業界や会社に文句を言っている段階ではなく、自分達が作り上げていかなくてはいけない段階になっていた。

木工は基本的には簡単で、作れることは当たり前。
作れて当然という背景を持って、どんどん外部にアピールを。
また、産地旭川への愛情と敬意を表明しつつ、否定もしながら発展を期す。
一生懸命、楽しく、夜中まで苦しいけど。そんな姿はきっと業界を刺激してよいものづくりに反映され、ものづくりをしたい若者たちの旭川への流入が増えていくはず。

いいお客さんといい仲間を増やすきっかけを作ってくれるメディアの皆さまに感謝して、より魅力的な自分達になるよう努力を続けたい。




2015年10月20日火曜日

目まぐるしい日々

一生懸命な毎日だけど。
気が滅入ることが続いていて。

だけども家具をお届けしたお客さんから暖かい手紙を頂いたり。





苦しい時に、頑張れるような力になる。


そして、以前からいらっしゃるかもとお聞きしていた方が来社。

かつて勤め時代に、武者修行に転職しようと思っていた埼玉の特注家具屋の会長さん。
もう10年近く前、会社を訪問してお話をお聞きし、会社を辞めたらまた相談に来ると伝えて。帰り道に吐きそうなくらい悩んだ事を思い出す。
旭川に戻って、勤め先に辞意を伝えて、慰留してもらって。
結局埼玉に行く事は無かったけど、良かったのか悪かったのかは分からないけど、人生が動いた気がして、そして今に確かに繋がっている。

そんな方の来社には、感慨深いものがあって。

とはいえ案内している旭川の方とお二人、大変刺激的なお話で。
お任せ頂けそうなお仕事も、下手打つ訳にはいかないなと。

おそらく特注家具製造の頂点にいる一人。
なんだか大きな経験をさせて頂いた。力が湧くようで。


そして、そんな時だから、いつも水でお世話になっているノース物産さんからカニを購入して、事務所でカニと鍋の会を。
あまり大勢にならないかなと思いながら何人かに声をかけてみたものの。




沢山の人が来てくれて。
家具屋が大勢、仲間たちが。
いつもの同期の仲間は、学生時代からもう15年間も一緒に、家具屋ならではの苦楽を共有して。
後輩たちや、取引先の方々も。
朝の4時まではさすがにきつかったけど、とても楽しく。
経理と事務をしてくれている妻も、うちの子供たちも、パートさんや仲間の子供たちも。
スタッフの相方たちも。

なにもかも一生懸命、毎日、充実。