前職を退職して、もう5年以上も経つのか。
最近から、家具組合の注文部会という会合に出席している。
勤め時代の社長に招待して頂いたのだ。
とはいえ旭川の業界の重鎮方ばかりと、勤め時代の社長もいて気楽に出られるものではないけれど。50代から70代の経営者ばかり。
まあつまり、お酒の席で、懇親してお話をしようというもの。
しかし、年の近い仲間ばかりとでは聞けないような話が聞けて、わずかな会費に比べて貴重な時間である。
その二次会に、勤め時代の社長といつものお店に。
店は変わっても同じママで、いつも必ず。
僕がもっと若くて、会社にいて。その頃から。
いつかまたこういう時間が来ると思っていたけど。
まさに感慨深い。
物件ものが重なりながら平行して工場を流れるように。
工場に入ってくる資材の量が昨年までとは比べ物にならない。
メンバーも増員。やはり、活気が出る。
大きな物件の狭間に、単品ものを詰め込んで。
工場の稼働は精一杯、僕も出来るだけ昼間は工場で作業を。
そして事務所に夜に上がれば、有り難い事に沢山の見積依頼と資材の発注、メールのやりとりや手紙を書いたり。
毎日深夜、充実の日々。
先週末は厳しい納期の物件もの。
日々遅くまで作業し、出荷前日は梱包もあって工場は深夜0時ころまで。
翌日出荷のトラック来たら、そこで帰ろうと話していたが。
トラックは結局午前中に来て。
お昼で仕事を止めようと言う事にしたのだが、帰らないメンバー達。
工場の配置換えと整理をしたいと、大々的な移動を。
僕が会合で先に帰った後も、結局8時過ぎまで工場に。
沢山の人に、助けられ、応援してもらって、見守ってもらって。
なかなか利益を繰り越せなくて、納期も資金もタイトな毎日、常にプレッシャーを受けていて時々途方に暮れそうになるけれど。
辛抱して辛抱して、いい仕事を継続していい仲間を集めて、長く長く家具作りを継続したい。